冬だからこそ「ベルギー・ブリュッセル」に行くべき6つの理由とは?

ヨーロッパ旅行といえばベストシーズンは夏!と思っている人も多いはず。ムール貝、チョコレートなどの美食グルメ、世界遺産グランプラスが有名なブリュッセルは実は冬が絶対おすすめ!TABIZINEライターが、冬だからこそのベルギー・ブリュッセル旅行の魅力をご紹介します。

【1】冬の醍醐味!クリスマスマーケット

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世界遺産のグランプラスなど中世の街並みとアールヌーボー様式の建物が混在したブリュッセルの街並みはヨーロッパ屈指の美しさです。その中でも冬に訪れることをお薦めする最大の理由は、クリスマスマーケット!旧市街地ではいくつものクリスマスマーケットが開催され、その華やかさ、美しさは格別です。

ブリュッセルクリスマスマーケット情報

【2】名物のムール貝の旬は冬!

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美食の国ベルギーを代表するのがムール貝。セロリやパセリといっしょに白ワイン蒸しにされていると臭みもなくお鍋いっぱいパクパク食べ進んでしまう絶品です。ベルギーでは通年で食べることができますが旬は秋から冬にかけて。ヨーロッパでは貝類は「R」の付く月(9月から4月)が食べごろと言われており、冬だからこそ旬のムール貝、おおぶりのぷりっぷりをおなか一杯食べられます。

【3】アルコール度数の高いベルギービールは冬がおいしい!

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ベルギーには、1000以上の地ビールがあると言われており世界有数のビール大国です。1000年以上昔、飲み水を確保することが難しかったベルギーでは飲み水に代わる飲み物として、ビールが修道院で生産されていました。

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日本で通常飲んでいるラガービールももちろんありますが、ベルギービールはとにかく種類が豊富!アルコール度数が高いものが多いのも特徴的で、アルコール度数10%以上のビールもめずらしくありません。ホップだけでなく小麦を多く使った白く白濁したビールや、フルーティーなチェリービールなどもありビールが苦手・・・という人にもぜひ試してほしいビールがたくさん!ベルギービールは色、味、コクなどをじっくり楽しむ冬ビール!です。

【4】街歩きの合間にマグリットミュージアムやオルタ美術館で暖まろう!

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冬の街歩きの大敵はやっぱり寒さ!そこで、街歩き観光やクリスマスマーケットめぐりの合間に訪れたいのは美術館や博物館。ブリュッセルには20世紀前半に活躍したベルギー人画家のマグリットミュージアムや、アールヌーボーの父ともいえるヴィクトール・オルタの自宅が開放されているオルタ美術館(世界遺産)など見どころもたくさん。どちらも、世界的な作品が展示されているにも関わらず、すべて見るのに1時間程度というちょうどよいサイズのギャラリーなうえ、あまり混雑しないのでのんびりと鑑賞できるお勧めの美術館です。冬の街歩きの合間にアートを堪能しながら、暖もとれるので一石二鳥です。

マグリットミュージアム

住所:Rue de la Régence 3, 1000 Bruxelles

開館時間:【月〜金】10:00〜17:00、【土・日】11:00〜18:00

オルタ美術館

住所:25, rue Américaine, 1060 Brussels (Saint-Gilles)

開館時間:【火〜金】14:00〜17:30、【土・日】11:00〜17:30

【5】夕方からロマンチックな夜景を存分に楽しんで。

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冬のヨーロッパは午後4時にはとっぷり日も暮れ、まるで夜のような暗さになります。そのため夕方4時ごろからライトアップされたロマンチックな夜景が堪能できます。

【6】溶ける心配ゼロ!ベルギーチョコレートをお土産に。

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絶対外せないベルギーのお土産と言えば、チョコレート。夏の旅行では猛暑の日本への移動のことを考えると溶けるのが心配。寒い冬ならそんな心配ゼロ!思う存分、家族や友達、そして自分用に、スーパーで手に入る手ごろなものから有名店で買えるとっておきなどチョコレートをお土産にできます。

冬だからこそ楽しめるブリュッセル

クリスマスマーケットや旬のムール貝など冬だからこそ絶対おすすめのブリュッセル。東京よりはやはり寒さが厳しいため手袋や帽子、分厚いタイツやホッカイロなど防寒をしっかりして、冬のブリュッセルに行ってみませんか。

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