【編集部がおすすめするエギはコレ!】初心者でも釣れるエギの選び方も詳しく解説! 様々なカラーやサイズがあってどれを選べばいいか分かりにくい『エギ』。とくにエギングを始めたばかりの初心者の方は悩むことが多いのでは?今回はそんなエギの選び方を詳しく解説。編集部が厳選したおすすめのエギも多数ご紹介していきます。

エギの選び方について

アオリイカをメインターゲットに、ヤリイカやヒイカといった様々なイカも狙えるエギング。エギングでは漁具をもとにして作られた疑似餌「エギ(餌木)」を使い、イカを狙っていきます。

本記事ではそんなエギの選び方を詳しくご紹介。編集部厳選のエギもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

エギの色選び

イカは主に目で餌などを判断しているとされています。そのため、エギで最も重視されるのが「色」です。

色選びに正解はありませんが、以下の2点をポイントにしながら、色の種類を変えて選ぶのがポイント。

釣りをしながらローテーションすれば、釣果を伸ばすことに繋がります。

▼本体の色

エギの色選びで最も重視される本体の色。ピンクやオレンジといった派手なもの、ブラウンやオリーブなどの地味なもの、さらには様々な色が配置されたマーブルカラーもあります。

色は出来るだけ多く揃えておくと良いですが、最低限、派手なものと地味なものを1色ずつは持っておきましょう。

▼テープの色

エギは表面に布、その下にはテープが使われています。

テープの色には、金・銀・赤・虹といった種類があり、エギを選ぶ際には本体の色と同じく、色違いを揃えておくのがおすすめ。

テープの色に偏りがあると、状況に合わせづらくなってしまうので注意してください。

シーズンによっても使用するエギが変わる

エギングのメインターゲットであるアオリイカを狙う際には、シーズンによってエギのサイズや種類を変えていくと、良い結果に結びつくことが多いです。

以下に春イカ・秋イカに分けて、エギの選び方を解説します。

▼春イカ狙い用のエギ選び

キロアップの大型が狙いやすい春のエギング。春はアオリイカの産卵シーズンで、海藻が多いエリアに接岸してくる傾向があります。

エギの大きさは、3.5号以上が基本です。

またシーズン前半で水温が上がりきっていない時期は深場を狙いやすいディープタイプ、浅場に居ることが多いシーズン後半は浅場を狙いやすいシャロータイプ中心に選ぶのがおすすめです。

▼秋イカ狙い用のエギ選び

春に生まれた子イカは、秋になるとエギングで狙えるサイズまで成長します。

イカのサイズが小さいので、エギは2.5~3号の少し小さめのものを使うのがポイントです。

また広範囲に散っていることが多いので、広く探っていくことが出来るダート性能の高いタイプを選んでおくと、効率よく釣りが展開出来ます。

釣り場のシチュエーションによってもエギを変える

釣り場のシチュエーションは、いつも一定でないことは周知の事実。

エギには釣り場のシチュエーションに合わせられるよう、様々なタイプが用意されています。そんなシチュエーション別のエギ選びを以下にご紹介します。

▼潮が速かったり、風が強かったりする時

潮が速かったり、風が強かったりすると、通常のエギではなかなか沈めることが出来なかったり、遠投出来なかったりします。そんなシチュエーションでは、重たいディープタイプのエギを使いましょう。

ディープタイプであれば、潮や風の影響を受けづらく、しっかりとした操作感が得られて釣りがしやすいです。

▼比較的水深が浅い時

地磯やサーフのように比較的水深が浅い時は、シャロータイプのエギが必須。

シャロータイプのエギであれば、水深が浅くてもじっくりとイカにエギを見せてアピールすることが可能です。

また水深が浅い時は遠投することもポイントとなるので、飛距離が稼ぎやすいエギを選ぶのもおすすめです。

【目的別】編集部おすすめのエギはコレだ

ここからは目的別に編集部おすすめのエギをご紹介していきます。

定番エギから、種類が少なくなかなか見つけられない重心移動タイプまで、ここから選べば間違いなしのアイテムを厳選しました。ぜひ参考にしてみてください。

フォール速度が遅いエギ

▼ダイワ エメラルダス ラトル TYPE S

スローなフォールでイカにじっくりエギを見せつつ、ジャーク時は内蔵されたラトルで強いアピールが出来るエメラルダス ラトル TYPE S。

やや急角度にゆっくりフォールするので、イカが障害物や海藻にタイトに着いている時でも使いやすいエギです。

▼ヤマシタ エギ王K スーパーシャロー

エギ王K スーパーシャローは、1メートル約8秒で沈む、ごくゆっくりとしたフォールが特徴のエギ。

テール部に設けられたフィンとカンナの根元にある「アクティブバランサー」によって、シャロー攻略に最適化を図ってあるエギです。

▼ブリーデン エギマル シャロー

エギをモチーフとしたメタルジグを販売するなど、エギに造詣の深いブリーデン。

エギマル シャローは独自のシンカー形状によって、シャロータイプの宿命であるウエイト減による飛距離ダウンを感じさせないのが特徴です。

ダート性能が高いエギ

▼デュエル パタパタQ

小魚のヒレの動きを再現した「パタパタ®フィンスリム」を搭載したパタパタQ。

「ウルトラシェイプボディ」によってしゃくりの負荷を軽減してあり、長時間のエギングでも鋭いダートを演出することを可能としてあります。

▼ダイワ エメラルダス ダートII

エメラルダス ダートIIは、ダイワのエギングブランド・エメラルダスのベーシックエギです。

前作よりもさらに磨きが掛かり、ダート性能をはじめとした各性能の高さが魅力でしょう。

先鋭フッ素加工の「サクサスカンナ」は、触腕だけで触る「イカパンチ」をもヒットに持ち込みやすいです。

▼メジャークラフト 餌木蔵

しゃくりやすさが魅力の餌木蔵。誰でも簡単にダートアクションを引き出しやすく、サイドエッジボディーの効果で潮流を感じ取りやすいといったメリットも。

イカに警戒心を抱かせないよう、カンナをブラックマットカラーにしてある点にも注目です。

飛距離が稼ぎやすいエギ

▼ハリミツ 墨族 零王

ハリミツ 墨族 零王は、重心移動システムを搭載した数少ないエギ。

重心移動システムは飛距離が稼ぎやすいだけでなく、シンカーをボディー内に配置したことでシルエットを小さくする効果も生み出しています。

また内蔵されたラトルで、より広い範囲にアピールを届けることが出来ます。

▼デュエル EZ-Q マグキャスト

デュエルのEZ-Q マグキャストは、マグネット式の重心移動システムで抜群の飛距離を出せるエギです。

左右へのダート幅が大きく、短い距離でも多くの誘いを入れられます。

特にシャロー攻略で持っておきたいエギです。

▼エバーグリーン エギ番長XD エクストラファストシンキング

エギ番長XDは数々のショアエギング用エギの中でもトップクラスの重さを持つ製品です。

風が強いシチュエーションでも大遠投して、遠くのポイントに潜むイカを狙い撃ちすることが出来ます。

価格がとにかく安いエギ

▼マルシン漁具 シュリンプアクション D

シュリンプアクション Dは、深場攻略におすすめの沈みが早いエギ。

価格は1本あたり200円以下で、根掛かりが気になるポイントでも果敢に攻めていくことが出来ます。

安さを全く感じさせないダート性能も魅力です。

▼ファイブスター 軍神エギ

飛距離が稼げる安いエギが欲しいなら、ファイブスター 軍神エギがおすすめ。

糸オモリが巻きやすいウエイト形状となっているため、ウエイトアップでフォールスピード調整をするなんてことも可能です。

▼タカミヤ エギボンバー

エギボンバーは、釣りのポイントを展開するタカミヤが販売しているエギです。

スギ模様や夜光カラー、マーブルテープを取り入れた豊富なカラーラインナップはとても魅力。

3本セットやエギケースとセットで販売されているものもあるのでぜひチェックしてみてください。

間違いないエギ選びでイカをゲット!

シチュエーションに合ったエギをセレクト出来れば、自分一人だけ釣れ続くなんてこともあるエギング。

エギの選び方がよく分からないといった方も、本記事を参考にすれば間違いないエギ選びが出来るはずです。

ぜひ編集部おすすめエギを手に、エギングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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