木津「4年後主力に」 W杯日本代表インタビュー【大分県】

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インタビューに答える木津悠輔=由布市の由布高
由布高の練習に参加し、後輩を指導する木津

 今秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、初の8強入りを果たした日本代表。一員として共に戦った由布市出身のPR木津悠輔(23)=トヨタ自動車=が帰郷した。母校の由布高で、日本中が沸いた自国開催のW杯を振り返ってもらった。

 木津は2月の代表候補合宿に追加で呼ばれた。好機を逃さず、持ち味の力強いフィールドプレーやスクラムが評価され、31人の最終メンバーに。「一つのパス、1回のスクラムに、高いレベルが求められる。自分のラグビーを見つめ直し、吸収することの多い10カ月間だった」と振り返る。

 右PRは文理大付高出身の具智元(25)=ホンダ、バルアサエリ愛(30)=パナソニック=が活躍し、W杯のピッチに立つことはかなわなかった。「出たい気持ち、悔しさはもちろんあった」が、対戦相手のスクラムを研究し、〝仮想敵〟となる役目に徹した。「練習のクオリティーはしっかり上げられたと思う」と自負する。

 大会の盛り上がりは日常の細かな部分でも感じていたという。「電車の中でラグビーの話題で盛り上がっているのを聞いて驚いた。ジャパン(日本代表)の活躍もあり、反響は予想以上だった」。古里の応援にも感謝しており「帰ってくるだけでリフレッシュできる。食べ物もおいしい大分が大好き」。

 4年後のフランス大会では「主力として貢献する」ことを目標に掲げている。「W杯で木津悠輔を知ってくれた人たちにずっと応援してもらえるよう、さらに成長する姿を見せたい。そのためにもこれからの一日一日が大切。トップリーグやテストマッチでアピールを続ける」と誓った。