国見 対 長崎総合科学大付 全国高校サッカー長崎県大会決勝

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準決勝で国見を9年ぶりの決勝に導くゴールを挙げたFW寺島(写真・左)、今大会5ゴールで長崎総合科学大付をけん引するMF千葉翼=トランスコスモススタジアム長崎(写真・右)

 サッカーの第98回全国高校選手権県大会最終日は10日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で国見-長崎総合科学大付の決勝が行われる。国見が優勝すれば9年ぶり23度目、長総大付は4年連続7度目の全国切符が懸かる。キックオフは午後0時40分。

 両校ともここまで全3試合無失点。手堅い守備から勝機を探る戦い方を徹底している。かつて国見を6度の全国選手権優勝に導いた長総大付の小嶺監督と、当時の教え子たちが監督やコーチを務める国見との師弟対決という構図でも注目される。
 国見はOBで元Jリーガーの木藤監督が指揮を執って2年目。個々の高い技術をベースに攻撃を組み立て、奪い返しやセカンドボールへの反応など守備意識も浸透してきた。ボランチの中田、岩下がボールを回収し、MF日下部らのサイド突破につなげる。
 FW寺島は毎試合の4得点と絶好調。準決勝は先制ゴールが値千金の決勝点になった。身長187センチでスピードも備える2年生ストライカー中島はまだ出場時間が少なく、相手にとっては不気味な存在と言えるだろう。
 長総大付は今季、目立った結果を残してこなかったが、冬に向けてしっかりとチームを仕上げてきた。出足の鋭いプレスで主導権を渡さず、MF鶴田が対戦相手のキーマンをマンマーク。縦に速い攻撃で一気に攻め上がる。
 前半から交代カードを切るなど采配が読めない部分が多く、準々決勝2ゴールのMF林、準決勝で2点目をアシストしたFW岩永はいずれも途中出場だった。昨年からスタメンに名を連ねるMF千葉翼は今大会5ゴールでチームをけん引する。
 前評判通りの混戦になった今大会で、勝負強さが光る両チーム。1月の県新人大会準々決勝では延長戦の末、国見に軍配が上がっているが、どちらが県の頂点に立っても不思議ではない。
 当日の入場料は大人700円、中高生500円、小学生以下無料。