「太陽劇団」の演出家ムヌーシュキン氏ら3人に祝福 京都賞の授賞式

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京都賞授与式でメダルを受け取るアリアーヌ・ムヌーシュキン氏(10日午後3時50分、京都市左京区・国立京都国際会館)

     科学と文明の発展、人類の精神的深まりに貢献した人をたたえる「第35回京都賞」の授賞式が10日、京都市左京区の国立京都国際会館で開かれた。薄型テレビやスマートフォンのディスプレーに使われる有機EL素子の品質向上や実用化に道を開いた香港科技大教授のチン・W・タン氏(72)=先端技術部門=ら3人が祝福を受けた。
 他の受賞者は、広大な領域の3次元デジタル宇宙地図を作る国際的プロジェクトで指導的役割を担った米プリンストン大名誉教授のジェームズ・ガン氏(81)=基礎科学部門=と、半世紀以上にわたって歴史や政治を主題とする独創的な演劇を生み出す演出家のアリアーヌ・ムヌーシュキン氏(80)=思想・芸術部門。
 式では中西重忠・稲盛財団会長からメダルと賞金1億円が3人にそれぞれ贈られ、会場から盛大な拍手が送られた。京都賞は稲盛財団が創設し、1985年に授賞を始めた。