W杯にあやかり、ワンチームで結束 オリジナル「カントリーロード」熱唱 兵庫県高校駅伝男子・西脇工

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勢いよくスタートを切る西脇工の1区松尾昂来(20)ら=丹波篠山市(撮影・辰巳直之)

 兵庫県高校駅伝(神戸新聞社後援)は10日、同県丹波篠山市内で行われ、男子は西脇工が2時間6分46秒で2年連続26度目の栄冠に輝いた。

 前回でトップ3を占めた西脇工、報徳、須磨学園の「3強」による大接戦も予想された。だが、終わってみれば、1区松尾昂来で飛び出した西脇工が一度も首位を譲らずに頂点に立った。

 出走メンバーを全員3年生で固めた報徳、スピードランナーがそろう須磨学園に対し、前評判は高くなかった。前哨戦の駅伝では後じんを拝し続けたが、足立幸永監督は「トラック5000メートルの記録ではなく、いかにワンチームになれるかだった」と打ち明けた。

 ラグビーのワールドカップ(W杯)の日本代表にあやかり、「カントリーロード」の替え歌も作って結束を強めた。2年連続26度目の栄冠。サポートに回った控え選手も含め、文字通りの「ワンチーム」となった選手たちはレース後、円陣を組んで歌声を響かせた。

 心を

 つないで

 ゆけば

 最後は

 笑い合える

 仲間が

 待ってる

 ビクトリーロード!

 歌い終わると大声を出しながら輪の中心部に向かって突進し、喜びを分かち合った。いざ、都大路へ-。一本のたすきをつなぎ、さらなる「ワンチーム」を目指す。