【プレミア12】侍Jは16日の最終戦で韓国と対戦 決勝進出かかるスーパーRの概要は?

侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:Getty Images】

上位2か国が決勝進出、順位決定方法や日本のスケジュールは…

「第2回 WBSC プレミア12」(テレビ朝日系列で放送)のスーパーラウンドは11日に初戦が行われる。オープニングラウンドを3戦全勝で首位突破した野球日本代表「侍ジャパン」はオーストラリアと対戦。17日に行われる決勝進出を目指す。

 日本の他にスーパーラウンドに進出してきたのは、メキシコ、米国、日本、チャイニーズ・タイペイ、韓国、オーストラリアの5か国。オープニングラウンドで同組だった国との対戦成績は持ち越されるため、日本はチャイニーズ・タイペイ以外の4か国と対戦する。オープニングラウンドを3戦全勝で突破したメキシコ、日本、韓国が1勝0敗と1歩リードした状態で“開幕”。一方、米国、チャイニーズ・タイペイ、オーストラリアは0勝1敗でスタートを切る。

 決勝に進出するのはスーパーラウンドの上位2か国。3位と4位が3位決定戦に回る。大会方式が違った前回大会、日本は準決勝で韓国に逆転負けを喫したが、今大会はスーパーラウンドで決勝進出国が決まる。

 スーパーラウンドで勝敗が並んだ場合の順位決定方法は、(1)当該チーム間の勝敗、(2)該当チーム間のTQB=(得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング)、(3)該当チーム間のER-TQB(相手自責点による得点/攻撃イニング)-(自責点/守備イニング)、(4)該当チーム間の打率、(5)コイントス、となっている。

 日本のスーパーラウンドのスケジュールは以下の通り。

11日 オーストラリア戦(19時開始、ZOZOマリン)
12日 米国戦(19時開始、東京ドーム)
13日 メキシコ戦(19時開始、東京ドーム)
16日 韓国戦(19時開始、東京ドーム)

 米大陸、アジアの各国(開催国の日本を除く)はそれぞれの地域で今大会最上位に入れば来年の東京五輪出場権を獲得。この大会の優勝はもちろん、五輪出場権を目指して必死にスーパーラウンドでの1勝を狙いに来る。WBSC世界ランキング1位として頂点を狙う日本だが、ここからさらに険しい道が待ち受ける。(Full-Count編集部)

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