「サッカー選手はつまんないよ」 スールシャール先生の“講義”がおもしろい

プレミアリーグで絶対王者だったマンチェスター・ユナイテッドが苦しんでいる。

その舵取りを任されているのは、オレ・グンナー・スールシャール監督。彼はユナイテッドでも活躍した名ストライカーだった。

『Telegraph』のインタビューでこんな興味深い話をしていたぞ。

オレ・グンナー・スールシャール(マンチェスター・ユナイテッド監督)

「サッカー選手でいると時につまらない生活になる。

サッカー選手であると、多くの普通とは違うことも経験できる。

だが、その真逆であるべきだ。サッカー選手である時はまったくもって退屈であるべきなんだよ。

ベットに行き、休み、回復して、次の試合に備える。

他の全てのことは引退した後にできる。それが我々が達するべき文化だ」

「我々はビッグクラブだし、商業的なこともする。

だが、試合がある7月から翌年5月ごろまでは、サッカーだけを考えるべきなんだ。

その後に他のことをするためのオフがある。それが私がやってきたやり方で、私もつまらなかった。

チームメイトのほとんどもつまらなかった。でも、だからこそ我々は成功したんだ」

「つまらない生活さ。

ずっと自分の選手たちに言ってきた。悪いがサッカー選手なら退屈しなきゃならないって。退屈に慣れろってね!」

「(今の時代は注意散漫になる)SNSなどが多い。

SNSを読む必要なんかないし、それに関わる必要もないんだよ」

SNSが一般的になった現在は気が散るものが溢れているとしつつ、成功するためにはサッカー選手の生活はつまらないものとして受け入れ、サッカーに集中すべきと説いていたようだ。

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