【台風19号】支援策、動画で分かりやすく紹介 川崎市

支援内容を伝える市作成の動画

 川崎市は、台風19号で浸水被害などを受けた市民に分かりやすく支援メニューや手続きを案内するための動画を作成し、市ホームページ(HP)上で公開している。

 市は、各区役所の窓口などで、それぞれの被災状況に応じて総合的な支援内容を説明しているが、窓口に足を運ばなくても支援内容の概要や手続きの大まかな流れを把握できるようにするため、動画を作成することにした。

 動画は、市が作った冊子「台風19号によって被災された方へ-被災者支援への取組一覧-」の活用を案内。罹災(りさい)証明書の取得方法をはじめ、市税、各種保険料、保育料の減免や免除といった主な支援策について、スライドとナレーションで丁寧に案内している。また、区ごとの相談窓口と電話番号も合わせて紹介している。

 今回の台風で被害の大きかった川崎、幸、中原、高津、多摩区の5区版を作成。再生時間はそれぞれ約7分となっている。

 HPトップページの「ピックアップ情報」からアクセスできるほか、各区役所窓口でも放映。YouTube「川崎市チャンネル」でも見ることができる。

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