スノーピーク 米国に戦略拠点 20年春 オフィス機能や店舗

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スノーピークが開設する米国事業の「戦略拠点」のイメージ図

 スノーピーク(新潟県三条市)は8日、米国事業拡大の足掛かりとなる「戦略拠点」を2020年春にオレゴン州ポートランドに開設すると発表した。オフィス機能のほか店舗などを備えた中核施設となる。同社は米国での売上高を21年12月期には現在の6割増とする計画だ。

 同社は海外での事業拡大を図っており、米国はその中心の一つと位置付けている。7月に現地子会社「スノーピークUSA」を設立し、準備を進めてきた。

 新施設は2階建て、延べ床面積は約1340平方メートル。USA社の本拠地とショールームを構えるほか、キャンプ・アパレル用品をそろえたショップやレストランを備える。

 開設を機に直営店舗の拡充なども進め、同国での売上高を18年12月期の7億4千万円から21年12月期には12億円まで引き上げる計画だ。同日都内で発表会が開かれ、山井太社長は「米国は大きなマーケット。培ってきた日本のキャンプ文化を世界に広げていきたい」と期待を寄せた。

 また同日、20年4月に長野県白馬村にオープンする体験型複合施設の名称を「スノーピークランドステーション白馬」と発表した。建築家の隈研吾氏が設計を手掛け、直営店のほかスターバックスコーヒーなども出店する。キャンプ体験エリアなども設け、「マウンテンリゾート」施設として打ち出すとしている。