福岡高裁、国とメーカーに賠償命令 建設石綿、一人親方も救済

建設現場でアスベスト(石綿)を吸い込み肺がんや中皮腫になったとして、九州の建設労働者と遺族54人が国と建材メーカーに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁(山之内紀行裁判長)は11日、国にのみ賠償を命じた一審福岡地裁判決を変更し、国と企業のどちらにも賠償を命令した。

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