「一騎打ちにならないと」 N国・立花氏、藤沢市長選に難色

立花孝志氏

 NHKから国民を守る党の立花孝志党首は10日夜、これまで出馬に前向きだった来年2月の藤沢市長選について「自分ともう一人の候補との一騎打ちにならないと出ない」と述べた。

 立花党首は、三つどもえの戦いとなった海老名市長選に立候補し、現職に大差で落選。得票率は5.51%で、目標の10%に届かなかった。

 海老名市内の開票所を訪れた立花党首は結果を受け、「自分の弱さを実感し、これが実力と再認識した」とコメント。「(立候補者が)三つどもえの選挙に出ても無理だと思う」との考えを示した。

 同市長選で落選した場合、出馬するとした17日告示の奈良県桜井市長選に立候補するかは週内に決めるとした。

 一方、来年2月の京都市長選については「(次期衆院選で)近畿ブロックの票の底上げを狙える」と、出馬に意欲を示した。

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