ムーディーズ・アナリティックスがCredit Sentiment Score™ソリューションを開始

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 大手金融情報会社のムーディーズ・アナリティックスは本日、Credit Sentiment Score™ソリューションを開始したことを発表しました。これは、ニュース媒体の自然言語処理と文章アナリティクスを使用して企業の信用劣化のシグナルを発見する新しいツールです。

このソリューションは、債務不履行、破産、債務条件変更、コベナンツ違反、流動性懸念、訴訟、汚職スキャンダル、詐欺などの事象を原因とした明確な財務逼迫やその可能性の兆候を捕捉します。またさらに、このような好ましくない信用関連コンテンツを活用することで、借り手の全体的な信用センチメントのトレンドを構成します。この情報を利用することで、ローン・オリジネーションの際の事業の理解を改善することや継続的な状況の悪化を監視することが可能になり、貸し手が信用懸念を軽減するために借り手と予防的に協力することができるようになります。

ムーディーズ・アナリティックスのリサーチでは、検出可能な信用逼迫のシグナルは平均して大きな信用事象の3カ月から6カ月前にニュース媒体に出現することが分かっています。そのため、Credit Sentiment Scoreソリューションは、好ましくない信用動向に対する早期警戒システムとして機能します。

ムーディーズ・アナリティックスのアソシエートディレクターのラマ・サンキサは、このように述べています。「信用の引き受けに使用される場合でもポートフォリオのリスク管理に使用される場合でも、Credit Sentiment Scoreソリューションは、これまであまりにも時間がかかる負担の大きい手作業の監視が必要だった強力な情報を新たに提供できます。信用アナリストは、大量の情報を扱ったり、代替的データからのシグナルを信用意思決定やアナリティクスに組み込んだりするための効率的方法を探しています。このツールは実用的な洞察を抽出し、ニュース記事を選り分ける膨大な時間を節約します。」

Credit Sentiment Scoreソリューションが開始したことは、公開・非公開企業の信用リスクの定量的測定のためにムーディーズ・アナリティックスが提供する受賞歴のあるExpected Default Frequency(EDF)ソリューションのアナリティクス・スイートをさらに強化するものです。主要な市場要因を補完するものとして、このツールは、信用リスクを明確化する追加のシグナルを提供し、信用関連の情報が乏しい場合や入手できない場合のギャップを埋めることに役立ちます。

ムーディーズ・アナリティックスのCredit Sentiment Scoreソリューションの詳細については、こちらをクリックしてください。

ムーディーズ・アナリティックスについて

ムーディーズ・アナリティックスは、お客さまの成長、効率性の向上、およびリスク管理を支援する金融情報と分析ツールを提供します。当社は、卓越したリスクに対する専門性と広範な情報資源、テクノロジーの革新的な応用を統合して、今日のビジネスリーダーが変化する市場に確信をもって対応できるようサポートします。業界をリードする当社のソリューションは市場で高く評価されており、リサーチ、データ、ソフトウェア、および専門サービスを組み合わせて、優れたカスタマー・エクスペリエンスを提供することができます。当社は、その品質、クライアント・サービス、およびインテグリティに対するたゆまない取り組みを背景に、信頼できるパートナーとして世界中の数千の機関に選ばれています。ムーディーズ・アナリティックスに関する詳細については、当社のウェブサイトをご覧いただくか、TwitterLinkedInで当社をフォローしてください。

ムーディーズ・アナリティックスは、ムーディーズ・コーポレーション(NYSE:MCO)の子会社です。ムーディーズ・コーポレーションの2018年の売上高は44億米ドルで、世界に約1万3200人の従業員を擁し、44カ国で事業を運営しています。

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