次の薬物ターゲットは俳優のRとM 警察も意外と知らない“雑誌編集者との危険な繋がり” 裸を見られる仲に要注意

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薬物依存から抜け出すことの難しさを改めて証明してしまう形となった、田代まさしの5度目となる逮捕劇。近年はドラッグ依存症のリハビリ関連のサポートにあたる傍ら、YouTubeで番組を立ち上げたりNHKに出演するなど活動自体は順調そうに見えていました。それだけに、芸能界からも「残念だ」という落胆する声が上がっていて、なんとも言えぬモヤモヤ感が漂っています。

「一度でも脳が味をしめてしまうと、制御が効かなくなると言われている違法薬物。今度こそは大丈夫だろうと思っていた田代さんの逮捕にも驚ましたけど、バンクーバーオリンピック日本代表でプロスノーボーダーの国母和宏も大麻で捕まりましたね。4年前には未成年の強化指定選手2名が同じく大麻で逮捕されましたし、いまや芸能界のみならずスポーツの世界でも蔓延しつつあることは恐ろしいことです。そういえば、執行猶予中の清原くんもいろんな誘惑はあるでしょうけど、耐えて欲しいなぁ」。

そうため息を漏らしながら話すのは、番組制作会社の幹部。「毎回、誰かが逮捕されると言われるのが〝芋づる式、くるか!? 〟。口が固いのかなんなのか、なかなか一斉逮捕とはいきませんけどね。ただ、僕の経験上、やってるんじゃないかと噂になる人って、大体やってる気がします」。

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これは看過できない発言です。

「実際に見た訳ではないけれど、近しい関係者からのリークだとか、のちに実際に逮捕されたケースも多々ありました。長年言われ続けているのに、なぜか逮捕されない謎の人というのも存在します。コカインで捕まったピエール瀧は兼ねてから噂がありましたし、彼とよくつるんでいた役者兼イタストレーターRや、遅咲きの喜劇役者Mなどはうまいこと逃げ切りましたけどガチだと思ってます。田代さんは反社会勢力といまだに繋がっているので、僕なんかは小心者ですから彼を番組で起用するなんて怖いことしませんけど、その点NHKはチャレンジャーですよね。その天然っぷりには感心してしまいましたよ(笑)」。

度々名前が挙がる、役者RとM。どちらとも噂なんかどこ吹く風、順風満帆に仕事をこなしているように見えますが、「確実に精神的ダメージは食らっている」と、広告代理店が証言します。

「Rはピエール瀧が逮捕された際、マスコミに連日追われていました。そのストレスで体重が2週間で5キロ落ちたと聞いてます。Rは多才な上、役者としてのセンスもあります。しかし、酒と女癖が昔から悪くて共演した女優を次々と食ってるんです。ほどよいブサイクとサブカル臭が警戒心を解くのか、なぜか彼にダマされる女性が多い。MもRと似たような性質で、とにかく口がうまいから役者仲間からモテまくってる。でも、女性陣からの評判はすこぶる悪くて陰口を叩かれまくってる。なぜかといえば、同性の俳優には腰が低いくせに、女性には偉そうな態度を取るから。RもMも薬物の噂が根深くある地雷系なので業界では警戒はされてるし、本人らも気付いてるようですが水面下でずっと記者たちにマークされてます。しかしそうはいえなぜ彼らは売れているのかというと、彼らぐらいの年代であのようなルックスと個性を持つ役者が少ないので、自ずと需要が高くなっているのかなぁと」

RとM以外にも、ドラッグ絡みの噂が絶えない芸能人はいるのでしょうか?

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「いますよ。若手、と言っても三十路は超えてますが、大手事務所に所属するアイドルのY。最近、海外エージェントと契約したとかで、日本で仕事のない時は、アメリカの西海岸に住んでます。あちらに家を持っていることは、あまり知られていないのではないでしょうか。彼は覚醒剤ではなくコカイン派で、若い頃はヤンチャで六本木界隈で夜な夜な遊び狂ってましたけど、今は大人になって警戒心が強まったのか悪いことは日本ではせず、アメリカでやっていると自慢しているとか。実は彼に悪いクスリを覚えさせたのは、大手出版社の編集者であるともっぱらの噂です。芸能界って薬物騒動が多いですけど、反社の人間と出会うきっかけってあまりないじゃないですか。意外とですね、雑誌編集者にはキナ臭い人間が多い。特にグラビア系雑誌やアイドル誌ですね」。

実のところ、業界で一番タレントと密接な時間を過ごせるのは、広告代理店関係者でもテレビ局幹部でもなく、雑誌編集者やライターだと言われています。例えば取材で写真撮影を行ったりインタビューをする際は、少人数体制でスタジオに数時間こもり、企画意図の説明から世間話までフランクに行います。もちろん、ケースバイケースではありますが、特に最強にタレントと仲良くなれるのは、海外出張や国内ロケに出かける時だと言います。

元グラビア系雑誌の編集者をしていたSさんは「今でも女優やモデル、俳優さんらとグループLINEで繋がってますよ」と、誇らしげに笑います。

「グラビアのロケは、国内だと沖縄や宮古島、石垣島、長崎県の離島、札幌などが定番。海外ロケだと、オーストラリア、グアム、サイパン、ハワイ、タイ、アメリカは西海岸が多いですね。タレントの売れ具合、ランクによって予算は異なるのですが、新人や絶賛売り出し中の子はサイパンかタイがほとんど。大体、一回の海外ロケだと日数は5日間ほど、タレントにプライベートの時間はほとんど与えず、朝から晩まで一緒にいるので当然仲良くなります。現場で一番偉い立場なのが担当編集者なのでタレントは秒で懐いてくるし、あとはライターやカメラマン、ヘアメイクに衣装、とにかく仲間意識が高い。で、やはり海外ロケともなると、全員が開放的になっちゃうもんなんですよね。僕はやりませんでしたけど、現地コーディネーターがドラッグを用意してくれてて、タレントやそのマネージャーも手を染めることは珍しくはありませんね。少し脱線しちゃいますが、グラビア系編集者やカメラマン、タレントの事務所関係者は出張イコール女遊びできると勘違いしているのが多くて、国内の出張ロケだと風俗やキャバクラで豪遊するのがもはや当たり前になってます」

現役の雑誌編集者も、刺激的な証言をしてくれました。

「いわゆる成人誌のグラビア系タレントは掃いて捨てるほどいて、その中で売れる子は1%いるかいないかの世界。せっかくロケに行って巻頭特集や表紙に選ばれても、3ヶ月後には消えてる子も多い。枕営業とか妙な噂が立つじゃないですか。あれって多分、ロケに一緒に出かけて….とかが多い気がします。庇うわけではないけど、雑誌編集者よりタレントを世話する事務所関係者、結局その関係者の気分を現場で良くしてあげる立場なのが編集者で、キャバクラで打ち合わせしたいと言われたら接待するしかない。海外ロケで事務所スタッフと一緒になって悪い遊びをしてしまうタレントも確かにいますし、ロケという密接した空間をきっかけに、横の繋がりを広げようと野心的な子もいます。でも僕ら編集者は現場統括をする役割があるんで、ハメ外す奴はごく一部。大抵、どこかのタイミングでバレて、早期退職してますよ。

とはいえ、辿っていけば業界なんてどこかで必ず繋がってるんです。ですから、噂話もあっという間に広がってくし、薬物だってツテを辿れば入手はそんなに難しくないのかなと思います。あとは個々の判断で、やるかやらないか、ですね。ヘアメイクやスタイリストさんはよくいえば開放的な人間が多く、タレントと近い立場にあります。ノーメイクを見られたり、裸を見られたりするわけですからね。そこで仲良くなるんですよね、個別にタレントと付き合いを持ってる関係者は本当に多いのも事実です」。

違法薬物と言うと、一般的には反社会勢力から直接入手というルートが思い浮かんでしまいますが、そういえばピエール瀧にコカインを流していたのは、身近にいた音楽関係者の女性でした。外の世界や悪い遊びを手っ取り早く教えてくれるのは、反社の輩ではなく案外近くにいるのかもしれません。芸能人のみなさん、甘い誘いには気をつけて!(取材・文◎那目鯛子)

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