デーモン閣下「本当にうれしいことがあった」。ALICEプロデュースによる新曲「NEO」を初披露!

デーモン閣下が『DEMON’S ROCK “DKR(うたどくろ)” TOUR』のファイナルにて、12月4日にリリースとなるシングル曲「NEO」を初披露した。楽曲「NEO」は、デーモン閣下が”世を忍ぶ仮の姿”の中学生時代から大ファンであったALICEに自身作品への楽曲提供をお願いしたことから生まれた。ALICEとして史上初の他アーティストプロデュース作品となり、谷村新司氏作詞、堀内孝雄氏作曲、矢沢透氏が編曲、しかも谷村氏、堀内氏、矢沢氏3名がコーラスにも加わるという超豪華楽曲となっている。そしてカップリング曲にはALICEが1981年の活動休止前にリリースした名曲「エスピオナージ」のカヴァーも収録される。

ジャケット写真も解禁となり、デーモン閣下発案のもと、新しい=NEO衣装が完成。デーモン閣下にしか出来ない世界観はいつも度肝を抜くものばかりである。

本TOURは、10月にリリースされたデーモン閣下の最新アルバム『うた髑髏(どくろ) -劇団☆新感線劇中歌集-』を具現化。劇団☆新感線の劇中歌はハードロック・ヘヴィーメタルを基調としているだけに、正に王道のハイトーンヴォイスとシャウトなど、冴えわたるメタルスピリット溢れるライヴステージを繰り広げた。劇中歌集である今作は構成が綿密に練られており、ライヴではそのアルバムの曲順と同じ構成で展開された。

劇団☆新感線劇中歌ならではのハードなサウンドと壮大で心揺さぶられるドラマティックな楽曲群、そして今回のライヴで特筆すべきこととして、劇中で楽曲が使われるシーンのセリフを閣下そしてバンドメンバーが朗読し楽曲が演奏されるという演出もあり、ロックオペラを思わせるような贅沢な世界が広がった。初日の大阪、千秋楽の東京と2公演に訪れた劇団☆新感線主宰の演出家いのうえひでのり氏にもこの演出方法は好評だったという。これぞ、あるようで決して無かったシアトリカルライヴといえよう。

アルバム『うた髑髏(どくろ) -劇団☆新感線劇中歌集-』全曲演奏という本編終了後、アンコールの3曲目に遂にその時が来た。イントロが始まりすぐさま「NEO NEO NEO・・・・」というコーラスが始まる。客席がざわつく。デーモン閣下は自身のブログで、「本当にうれしいことがあった」と記述し、後に、最も敬愛するALICEプロデュースによる楽曲「NEO」のリリースを発表、ずっと抱き続けてきた夢が叶った事を報告した。そんな知らせを聞いたファンからは多くの祝福メッセージが届いたという経緯がある。

遂に長年の夢を、ライヴという空間でファンと共有したデーモン閣下。「どんな曲がいい?」という谷村氏からの問いかけに、「ALICEのような曲にして下さい!」と答えた閣下のリクエスト通り、誰の耳にもALICEの楽曲だと感じさせる詞、曲、サウンド。本ライヴの世界観とは異なる楽曲のテイストながらも、閣下のヴォーカルが始まるとなるほどと腑に落ちた。“世を忍ぶ仮の姿”の中学生時代からALICEを聴き続け培った世界観は、全て閣下の血となり骨となっていた。

ニューシングル「NEO」初回生産限定盤封入の特典DVD映像には、都内某レコーディングスタジオにてALICEのメンバーとデーモン閣下による楽曲制作密着映像が収録されている。ALICEのメンバーが待つスタジオに足を踏み入れたデーモン閣下はレコーディングにおいて地球デビュー以来経験したことのない雰囲気を味わったという。ALICE×デーモン閣下という異色の組み合わせの中、普段見る事の出来ない貴重なレコーディング映像となっている。更に、ALICE書き下ろし・プロデュースの表題曲『NEO』の荘厳なるMUSIC VIDEO、そして、ALICE、デーモン閣下のインタヴュー映像も収録される。

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