ディーン・フジオカ&岩田剛典主演月9ドラマ『シャーロック』第6話視聴率も好調!元ネタ&あらすじは?

©株式会社AXNジャパン

アーサー・コナンドイルの世界的ベストセラー「シャーロック・ホームズ」シリーズが、現代日本版としてドラマ化されました。ディーン・フジオカ主演『シャーロック』。第6のゲストは和田正人。元ネタとなる語られざる事件とは?カナリアが事件の謎を解くカギとなる!月9ドラマ『シャーロック』の魅力をご紹介。

第6話 前世の記憶?殺人の告白をした女子高生の謎

女子高校生の高遠綾香(吉川愛)は、家族と共に自宅で誕生日を祝ってもらっているときに、強烈なフラッシュバックを感じた。
「わたし、ジュンちゃんを殺してしまったかもしれない。」という告白をした綾香。

綾香が告白した「遺体を埋めた場所」には、本当に白骨化した遺体があり、警視庁捜査一課の江藤礼二(佐々木蔵之介)は、「なぜあそこに遺体があると分かったのか?」と綾香に聞く。
検視の結果、遺体の身元はタジマジュンコ(ジュンちゃん)と判明したのだが、彼女が亡くなったのは20年以上前だったのだ。

生まれる前に起きた殺人事件の詳細を、綾香はなぜ知っていたのか?

「前世の記憶なのでは?」とマスコミにも取り上げられ、戸惑う高遠一家。

そもそも綾香は、塾の帰りに男に襲われたショックからPTSDを発症し、精神科で治療を進めていた。
「前世の記憶での殺人の告白」という事件に興味を惹かれた獅子雄(ディーン・フジオカ)は、相棒の若宮(岩田剛典)と共に、綾香の治療を担当している医師の宇井(和田正人)の元へ話を聞きに行く。

第6話出演者

誉獅子雄……ディーン・フジオカ
若宮 潤一……岩田剛典
江藤 礼二……佐々木蔵之介
小暮 クミコ…… 山田真歩
レオ……ゆうたろう

高遠綾香(女子高生)…吉川愛
高遠美樹(母)……霧島れいか
高遠一也(父)……二階堂智

平田初雄教授……伊藤洋三郎
宇井宗司……和田正人

複雑に絡み合った4つの事件の謎を解くカギは、カナリアとビデオテープ

第6話のネタバレを含みますので要注意!

今回の事件は、以下の4つの事件に分けられます。

①【1999年】のタジマジュンコ失踪、殺人死体遺棄事件
②【1990年代】高校時代に美樹が宇井に対してストーカーと虚偽の指摘をした事件⇒宇井は退学
③【2019年】綾香が殺人の告白をし、実際に遺体が発見された事件
④【2019年】平田教授の練炭自殺事件

この4つの謎を解くカギとなるのが、カナリアと一本のビデオーテープです。

炭鉱のカナリア

Serinus Serinus bird on a small twig

実際に炭鉱で行われてきた、有毒ガスを感知する方法。
炭坑内に生きたカナリアを連れていき、人間よりも敏感にガスに反応するがカナリアがさえずりをやめたときには、危険と判断し、炭鉱から出るようにしていた。

カナリアは、いわば生きた感知器だったわけですね。
精神科医の宇井の診察室には、カナリアが置かれています。患者の気持ちを和らげるために置いていると言っていましたが、宇井が鳥かごに近づくと、カナリアが鳴くのをやめることに気づいた獅子雄は、宇井に疑いの目を向けるのでした。

平田教授が撮影していた診療記録には殺人の告白が映っていた

PTSD治療の権威である平田教授は、長年に渡り診療記録を撮影しビデオテープに残していました。
引退する平田教授から患者を引き継いだ宇井は、そこに残っていた殺人を告白する患者のテープに注目します。

医師の守秘義務に基づいて、この告白について警察に報告をしなかった平田教授は、罪の意識を抱えながら診療を続けてきたのです。
そして、記憶の操作がPTSD治療に有効だと信じ、研究を信じる宇井は、このテープを利用して綾香の母美樹に復讐しようとするのでした。

獅子雄が指摘するバッハの「ゴルトベルク変奏曲」は不眠症に効く曲?

J.S.バッハ作曲「ゴルトベルク変奏曲」は、不眠症に効く曲と言われているようですが、実際には根拠がないようです。
ドラマ内でも獅子雄が、「超絶技法が組み込まれていて聴き入ってしまうため、まったく眠くならない。」と言っていました。

しかし、音楽には癒し効果もありますしクラシック音楽を聴くと眠くなるという人は一定数いると思います。
「なんだか眠れないなぁ」という夜に、思い出してみて試してみる価値はあるかもしれませんね。

「ゴルトベルク変奏曲」は、睡眠導入に良い曲というよりも、映画「羊たちの沈黙」(1991)で、ハンニバル・レクターが、警察官を殺害するシーンで使用されているのでそちらの印象が強いという人も多いかもしれません。

今回の語られざる事件は、悪名高きカナリア訓練士か?

放送前に発表されていた語られざる事件(アントールド・ストーリー)は、この5つ。

●アバネティ家の恐ろしい出来事
●ダーリントン替え玉事件
●タンカーヴィル・クラブ醜聞事件
●マーゲートの婦人事件
●ジェイムズ・フイリモアの失踪事件

これらは、前回の第5話までにすべて登場してしまいました。
今回は、判別が難しいのですが、カナリアが登場する語られざる事件があります。

原作の「ブラック・ピーター」(原題The Adventure of Black Peter)に登場する、悪名高きカナリア訓練士のウィルソンの事件です。

「カナリア訓練士」ってどんな職業なのか気になりますが、原作には【悪名高きカナリア訓練士のウィルソンを逮捕するまでに到る】という記述しかありません。

カナリアという言葉だけならば、この事件が今回のアントールド・ストーリーなのかなという気もしますが、「ブラック・ピーター」の話は、今回の第6話のストーリーとはあまりシンクロしてはいません。

今後、ホームページなどで、アントールド・ストーリーについて明記されていたら、追記していくことにします。

次回第7話は、11月18日放送

今回は、原作のストーリーの判別が難しかったですが、炭鉱のカナリア、バッハの不眠症に効く曲、前世の記憶など興味を引く題材が多い印象でした。

複雑に絡み合った二つの殺人事件を、精神科医の資格を持つ若宮と一緒に解いていく感じがホームズ&ワトソン的でしたね。
しかも、1999年の殺人事件を指示した人物の名前が「モリヤジンゾウ」と判明しました。

第3話で、「守谷」という名字は判明していたのですが、下の名前が「壬三(じんぞう)」だということが今回分かりました。
この守谷という人物が、原作のシャーロック・ホームズシリーズに登場するモリアーティだと思われます。
まだ、守谷については名前だけしか判明していないので、いつ画面に登場するのか気になります!

月9ドラマ「シャーロック」
毎週月曜よる9時 フジテレビ系列

出演:ディーン・フジオカ、岩田剛典
脚本:井上由美子 監督:西谷弘