多良木町の妙見野自然の森展望公園で3~4日、地元住民らが寝食を共にしながら地域活性化について考えるイベント「たらぎビジネスデザインキャンプ」が開かれた。
町民有志でつくる「たらぎビジネスデザイン協議会」が主催し、人吉球磨地域を中心に住民ら約60人が参加。地元での思い出などを語り合い、ワークショップ形式で多良木町を楽しむ体験型の観光プランなどを考えた。
最後のプラン発表では、「雲海を楽しむことができるトレッキングを企画したい」「山深い槻木[つきぎ]地区の暮らしを体験できるプランをつくりたい」などの意見が出た。
2017年から開いており、3回目。西希会長は「ここでの出会いをきっかけに新たなイベントも実現している。今回出たアイデアも参加者同士で共有し、形になれば」と話していた。(園田琢磨)
熊本日日新聞 2019年11月6日掲載