「事実上夫婦」と年金増額、札幌

不支給処分取り消し

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 事実婚関係にある女性(56)を厚生年金増額の対象となる配偶者と認めなかった国の決定を不当として、札幌市の男性(68)が処分の取り消しを求めた訴訟の判決で、札幌地裁は12日、男性の訴えを認め処分を取り消した。

 武藤貴明裁判長は判決理由で「男性宛ての年賀状が同居していた女性宅に届いているほか、共に親族の墓参りをするなど事実上の夫婦として振る舞っていて、配偶者の要件を満たしている」と指摘。増額の対象に該当すると判断した。

 厚生労働省は取材に「コメントは特にない」としている。