津波避難をドローンで誘導、仙台

市とノキア、実用化へ実験

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津波避難を呼び掛ける拡声器を搭載したドローン(左)とカメラとサーモグラフィーを搭載したドローン=12日午後、仙台市

 東日本大震災の津波で被災した仙台市若林区荒浜地区で12日、仙台市とフィンランドの通信大手ノキアが小型無人機ドローン2機を使って津波からの避難を誘導する実証実験を行った。逃げ遅れた住民を捜し、直接呼び掛ける仕組み。市は、実用化に向けた通信環境整備を急ぐ。

 拡声器を搭載したドローンが下水処理場の屋上を出発し「巨大津波の恐れ。避難を指示する」とアナウンス。その後、カメラとサーモグラフィーを搭載したもう1機が、逃げ遅れた住民がいないか捜索した。

 カメラ映像を屋上に設置したモニターに送り、人影を見つけたスタッフが拡声器で「小学校へ避難してください」と呼び掛けた。