【プレミア12】台湾が先制、2回に連打で韓国左腕エースから2点奪取 ZOZOマリンは大歓声

チャイニーズ・タイペイ先発のオリックス・張奕【写真:Getty Images】

今大会初先発のガォ・ユーチィエが起用に応えて先制の二塁打

■韓国 – チャイニーズ・タイペイ(プレミア12・12日・ZOZOマリン)

「第2回 WBSCプレミア12」のスーパーラウンド、韓国-チャイニーズ・タイペイ戦が12日、ZOZOマリンスタジアムで行われ、チャイニーズ・タイペイが2回にガォ・ユーチィエの適時二塁打、フー・チンロンが左前適時打で2点を先制した。

 チャイニーズ・タイペイは2回、2死一塁から9番のガォ・ユーチィエが、左中間を破る適時二塁打。今大会初先発の男が起用に応えて、韓国のエース左腕キム・グァンヒョンから先制点をもぎ取った。さらに1番の元ドジャース、メッツのフー・チンロンが左前適時打で続いて2点目も奪った。

 今大会では、日本を除くアジア/オセアニア大陸の上位国1チームがオリンピックの出場権を獲得する。韓国側のガラガラのスタンドに比べて、台湾側は1階席の約半分ほどが埋まった。CPBL(台湾プロ野球)のラミゴや中信兄弟のユニホームを着たファンたちが、東京五輪に望みをつなぐため熱い声援を送っており、先制点に大歓声が上がっていた。(工藤慶大 / Keita Kudo)

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