自動昇格圏浮上の横浜FC カズ去就は「シーズン終了後」

 10日の徳島戦に1-0で快勝し、自動昇格圏内の2位に浮上したJ2横浜FC。13シーズンぶりのJ1昇格が現実味を増す中で、現役最年長JリーガーのFW三浦知良(52)の来季の去就にも注目が集まっている。

 チームはリーグ戦2試合を残して、3位大宮とは勝ち点73で並んでおり、得失点差で1点上回っている。16日の岡山戦(Cスタ)に向け、12日には横浜市保土ケ谷区のLEOCトレーニングセンターで行われた全体練習にカズも参加した。

 取材に応じ、来季の契約について問われても、「その話はシーズンが終わってから」と話すにとどめ、今は自身にとっても13季ぶりとなるJ1復帰に向けて、チームの勝利だけに集中しているようだ。

 MF中村も「勝ち点差や得失点差は気にしない。100パーセントの力で2試合勝つだけ」と気合十分だ。

 プロ34年目のベテラン三浦は、今季はリーグ戦2試合に出場。4月7日の福岡戦(ニッパ球)ではスタメン出場を果たし、自身が持つJリーグの最年長出場記録を52歳1カ月12日に更新した。以降は8月に1試合、10月には2試合でベンチ入りしているが、出場機会はなかった。

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