木造勇人らTリーガーが参戦 上位進出狙う<卓球・インドネシアオープン見どころ>

写真:ベラルーシOPの木造勇人/提供:ittfworld

<ITTFチャレンジ・インドネシアオープン 2019年11月13日~11月17日>

ITTFチャレンジのインドネシアオープンが13日から開幕する。今大会は獲得ポイントの少ないITTFチャレンジであり、12日からITTFワールドツアーのオーストラリアオープンが開かれているため、世界ランキング上位の選手の参加は少ない。今回は男女シングルス、ダブルス、U21シングルスの6種目が行われるインドネシアオープンの見どころを紹介する。

男子見どころ

写真:ブルガリアOPの町飛鳥/提供:ittfworld

日本からは町飛鳥(鹿児島県体育協会)、髙見真己(愛知工業大学)、松山祐季(愛知工業大学)、木造勇人(愛知工業大学)、高木和卓(東京アート)、谷垣佑真(愛工大名電高校)、横谷晟(愛工大名電高校)の7選手がエントリーしている。シングルスは全選手とも予選リーグからのスタートとなっており、決勝トーナメント進出をかけて、まずは予選リーグを突破できるかがカギとなる。

木造は同じくITTFチャレンジのベラルーシオープンに続いての参加となる。ベラルーシオープンでは決勝トーナメント2回戦で中国選手に敗れた。中国選手が参加しない今大会では、決勝トーナメントでどこまで勝ち上がれるのか期待がかかる。また、TリーグではT.T彩たまに所属する松山や髙見、岡山リベッツに所属する町のTリーガーもどのような戦いを見せるのか注目が集まる。

女子見どころ

日本からは塩見真希(ミキハウス)、赤江夏星(貝塚第二中学校)、野村萌(デンソー)、前田美優(日本生命)、小道野結(デンソー)の5選手がエントリーしている。

中でも注目は塩見だ。今大会塩見はシングルスで第3シードを獲得しており、日本女子ではただ一人、決勝トーナメントからの参加となる。また、U21シングルスにも参加する予定であり、こちらは第1シードを獲得している。先月行われたポーランドオープンの女子ダブルスでは見事優勝を果たしているが、今大会シングルスとU21シングルスで優勝候補として期待が高まる。

写真:Tリーグでのスターシニー(タイ)/撮影:ラリーズ編集部

日本勢の他には、Tリーグで日本ペイントマレットに所属しているサウェータブット・スターシニー(タイ)が女子シングルスに第1シードとして参加している。Tリーグでは5勝の活躍を見せているスターシニー相手に、日本勢がどう立ち向かうのかにも注目が集まる。

文:ラリーズ編集部

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