KBCラジオ・注目の新番組「ダメ恋診療所」に密着取材!

KBCラジオで10月からスタートした恋愛トークバラエティー「ダメ恋診療所」(土曜午後9:00)。恋愛に関するさまざまな問題を解決しつつ恋愛力アップを目指す、まさに恋愛一色の30分番組となっている。

パーソナリティーを務めるのは、このお二人。

「ギョーザとビールが好きな30歳独身」と語るフリーアナウンサー・岩部見梨(いわぶみり)。テレビではキャスターとしてニュースや生活情報を伝える一方、ラジオではコミカルなキャラクターを存分に発揮している。

大分県出身のタレント・中島綾菜(なかしまあやな)。26歳。KBCラジオには初登場。

番組の前半は「恋のお悩みスーパードクター」に、リスナーが電話で相談するコーナー。恋愛コラムニスト、熱血婚活アドバイザー、モテ髪美容師など、さまざまな分野の第一線で活躍中のスーパードクターが、それぞれの悩みに応じた「処方箋」を発行する。ダメ恋診療所が出す「処方箋」は、恋愛が進展するように後押しをするばかりではなく、時には立ち止まって考えてみることも提案。相談者に最大限寄り添う姿勢で、込み入った事情なども引き出しながら良い方向へ進んでいけるようにアドバイスを送っている。毎回飛び出す「恋の名言」も聞き逃せない。

パーソナリティーの2人も、相談者とスーパードクターのトークをつなぎながら、これまでに経験したほろ苦い「ダメ恋」エピソードも交えつつ、一緒に考えている。番組後半のコーナー「染み歌」では、心に深く染み入る恋愛の歌を1曲紹介。歌詞の一字一句をかみしめながらの曲紹介は、この番組ならではといえそうだ。今回、放送を終えたばかりの岩部と中島にインタビューを行った。恋愛のこと、ラジオのことなどいろいろな話を聞くことができた。

──この番組のオファーがあった時、率直にどう思われましたか?

岩部

「救われたな、って思いました。これまでにも、いろいろなラジオ番組の中でダメな恋を赤裸々に話すことが多かったんですね。『見梨ちゃんはダメな人を好きになるね』とか『不幸のかおりがする』とか言われることが多くて(笑)。まあ人並みに傷ついてもきたんですが、そんな経験を全部すくい上げて話せる場所があるというのは率直にありがたい、うれしいなあと思いましたね。ダメな恋をしてきてよかったなと思いました」

中島

「私も同じですね。初めてこの番組の話を聞いたときに『えっ、私?』っていう驚きもあったんですけど。今まで本当に散々な、友達からは『1冊の本に書けるね』って言われるくらいの恋をしてきて…。それを電波に乗せて発信することで共感してくれる人がいてくださると思うと、何事も無駄な経験はなかったんだなと思えますね」

──お二人の、これまでの恋愛傾向は?

岩部

「うーん、どちらかというと猪突(ちょとつ)猛進型ですかねえ…。慎重になりすぎたり、考えすぎたりしてわけがわからなくなってダメになっちゃうよりは、勢いとか直感でLINEやメールを送っちゃうタイプかもしれませんね」

中島

「昔は猪突(ちょとつ)猛進型でしたが、最近はすごくいろいろ考えながら恋愛するようになりましたね。はたと気づいた時に『私、26歳…』ってなったんですよ。昔ほど刺激が欲しいからどうこうということがなくなって。それよりも、どういう人が自分を大切にしてくれるだろうとか冷静に客観視しながら…」

岩部

「へえ、そうなんだ! 分析型だね」

中島

「でもやっぱり好きだなあって思うのは、刺激の強い人(笑)。どうしてもそうなっちゃうから、自分を抑制するすべを学んで頑張るようにしています」

──番組の中でも刺激の強い人は人を傷つけるという話がスーパードクターからありましたが…。

中島

「本当にそう思います!」

岩部

「最初のうちはいいんだけど、だんだん刺激を受けすぎて傷が深くなって、自分で傷をえぐってしまったりとか」

中島

「かさぶたが治りきらない、みたいな(笑)」

──岩部さんはテレビでは情報番組を、ラジオではバラエティー番組を担当して「二刀流」のような活躍をなさっていますが、ラジオの魅力はどこにあると思いますか?

岩部

「私はもともと大阪の出身で、就職で福岡に来て7年目になります。最初の頃からラジオを中心にお仕事をさせていただいていました。テレビの情報番組(「アサデス。KBC」)での顔と比べると、ラジオは本音のメディアと言われる分、『裏の顔が見えるね』とか、よく言われます(笑)。ラジオってすごく身近に感じてもらえるメディアだと思うので、どうやったらリスナーに寄り添えることが言えるだろうかと日々考えながら、アンテナを張ってやっています。ラジオは大好きですね」

──中島さんはKBCラジオ初出演の番組が「ダメ恋診療所」になります。意気込みをお願いします。

中島

「女性同士って恋バナをすることで仲良くなれると思うんですよね。この番組では恋に特化したお話ができるということで、リスナーの方々と距離が近付けるかなという楽しみがありますね。私自身の赤裸々な話もしつつ、たくさんの女性が共感してくれるような広がり方になればいいなと思います」

──今後、番組の中で取り上げたいテーマは何かありますか?

岩部

「そうですねえ…私は今まで当たり前のように『いつかこの人と結婚するかな?』 と思いながら付き合ってきましたけど、最近結婚をせずにパートナーという形をとる人たちの話をちらほら聞くんですよね。そういう選択をした人のお話を聞いてみたいです」

中島

「いろんな話を聞くことで、勉強になりますね。私もダメな恋から早く卒業したいです(笑)」

──最後に「ダメ恋」リスナーの皆さんへメッセージをお願いします。

岩部

「スーパードクターのもとで、私も皆さんと一緒に学んでいきたいですね。電話で出てくださるリスナーの方に赤裸々に話してもらうためには、私たちもそうしないといけないなと思いますし。ひとりでも多くの方に幸せになれる恋をしてもらいたいなと願いつつ、私も頑張るっていう感じですね」

中島

「いくらうまくいっている時でも、悩みが尽きないのが恋じゃないですか」

岩部

「そうそう! 今まさに恋愛真っ最中の人、失恋したばかりの人、長らく恋愛していない人や、忘れられない恋を引きずっている人…いろいろな立場の人に聴いてほしいですね。どんな人が聴いてもスッキリするというか、恋愛の傷は癒やせなくてもまた明日頑張ろうかなって思える、処方箋のような番組になれればいいなと思います」

──ありがとうございました!

© 株式会社東京ニュース通信社