DeNA高城を再獲得、燕は楽天戦力外右腕を獲得…各球団発表、13日の去就は?

DeNAへの“復帰”となった高城俊人【写真:荒川祐史】

DeNA田中、阪神牧は育成選手契約、西武ヒースはウェーバー公示

 DeNAは13日、オリックスを戦力外となった高城俊人捕手と2020年シーズンの選手契約を結ぶことで合意したと発表した。高城は2018年にトレードでオリックスに移籍していたが、DeNAが再獲得するという珍しいケースとなった。

 高城は2011年のドラフト2位でDeNAに入団。高卒1年目の2012年に1軍デビューを果たしたものの、2018年7月に伊藤光捕手、赤間謙投手との交換トレードで白崎浩之内野手と共にオリックスへ移籍。しかし、同年は出場なしに終わると、今季も5試合のみの出場に終わり、戦力外通告を受けていた。

 また、DeNAは田中健二朗投手と2020年シーズンの支配下選手契約を結ばず、育成選手契約を結んだ。背番号は「46」から「046」に変更となる。田中は今季イースタンでも登板がなく、8月にトミー・ジョン手術を受けていた。

 ヤクルトは楽天から戦力外通告を受けた今野龍太投手の獲得に基本合意に達したと発表。14日から愛媛・松山での秋季キャンプに参加予定だ。24歳右腕の今野は2013年ドラフト9位で楽天に入団。15年に右膝手術を受けて育成契約になった。17年に再び支配下登録され、今年5月18日のロッテ戦でプロ初勝利を挙げていた。プロ通算成績は15試合で1勝0敗、防御率8.75。

 阪神は牧丈一郎投手との育成選手契約の交渉を行い、合意に達したと発表した。背番号は「66」から「126」に変更される。20歳の牧は啓新高から2017年ドラフト6位で阪神入団。2年間で1軍登板はなかった。1年目の昨季は2軍で3試合に登板、今季は2軍で15試合に登板して0勝1敗、防御率6.57だった。

 西武はデュアンテ・ヒース投手についてウェーバー公示の申請を行ったと発表した。ヒースは昨季途中に独立リーグ「富山GRNサンダーバーズ」から加入。今季は34試合に登板、2勝3敗2セーブ7ホールド、防御率3.73だった。

■セ・リーグ

【DeNA】
高城俊人捕手 選手契約合意
田中健二朗投手 育成選手契約

【ヤクルト】
今野龍太投手 獲得合意

【阪神】
牧丈一郎投手 育成選手契約

■パ・リーグ

【西武】
デュアンテ・ヒース投手 ウェーバー公示申請(Full-Count編集部)

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