【香港】優品360°、デモ隊の「報復」で72店被害[商業]

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香港の輸入食品小売りチェーン「優品360°」を運営する優品360控股(ベストマート360ホールディングス)は12日に声明を出し、一連の抗議活動で11日までに72店舗が損壊被害を受けたと明らかにした。優品360°の店舗が破壊活動の標的になった理由とされる、中国本土系の集団との関係も「事実ではない」と否定し、「当社は創業以来、香港に対して申し訳が立たないことは行っていない」と釈明した。13日付信報などが伝えた。

優品360°は10月以降、抗議活動のたびに攻撃の対象となっており、破壊や放火などの被害の累計回数は182回に上ったと説明した。同社の店舗数は3月末時点で89店あり、全店舗の8割が被害を受けたことになる。

同社に対しては、経営幹部が中国福建省系の暴力集団と関連があるなどとするうわさがネット上などで拡散した。香港島・北角(ノースポイント)でデモ隊に暴行を働いたのがこの集団だったとの情報が伝わったことで、同社も「報復」の対象になった形だ。

同社は12日の声明で暴行事件への関与を重ねて否定。「当社幹部が裏社会とつながっているというのは事実ではなく、福建人とのつながりを取り沙汰すのもやめて欲しい」と呼び掛けた。