清原和博氏に背番号「5」! 浦添ドリームマッチ参戦で1406日ぶりユニホーム

「ワールドトライアウト2019」で監督を務める清原和博氏【写真:編集部】

清原氏は沖縄・浦添で行われる「FM沖縄 開局35周年記念 ドリームマッチ」に参戦する

 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を記録した清原和博氏が17日、沖縄・浦添市の「ANA BALL PARK 浦添」で行われる「FM沖縄 開局35周年記念 ドリームマッチ」に出場する。2016年5月に覚せい剤取締法違反罪で懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた清原氏がユニホーム姿を見せるのは逮捕後初。注目の背番号は巨人、オリックス時代に背負った「5」を付けることが分かった。

 清原氏がユニホーム姿でのプレーするのは2016年1月11日の名球会イベント以来。愛着のある背番号で再スタートを切る。清原氏にとって5番は西武から巨人へFA移籍した1997年から付け、オリックスへ移籍した06年から着用。現役12年間に渡って付けてきた。西武時代、名球会イベントで付けていた背番号3は中日で通算2480安打を記録した立浪和義氏が付ける予定で、イベントを担当するFM沖縄の長濱弘忠常務は「清原さんは5番。3番は立浪さんが付ける予定です」と明かした。

 FM沖縄のコーポレートカラーの青を基調としたユニホームに袖を通す。「FM沖縄ドリームスVS浦添選抜チーム」のドリームマッチでは当初参加予定だった中村紀洋氏は所用のため欠席となったが、清原氏、立浪氏をはじめ、歴代最多通算407セーブを挙げた岩瀬仁紀氏、通算2050安打の和田一浩氏、名指導者としても活躍した権藤博氏、タレント稲村亜美さんらがドリームスのメンバーとして参加する。清原氏は執行猶予中の身だが、長濱常務は「反対意見は出なかったです。(薬物依存の脱却へ)頑張っているとお聞きしておりますし、その後押しをしたい」と社内は一致団結している。

 イベントには浦添市の女子チームを含めた14チームが参加。野球教室には100人前後が参加する予定だ。「清原さんもバットも振る予定だと聞いています」と長濱常務。愛着のある5番を背負い、清原氏が再スタートを切る。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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