CIIE 2019:伊利が乳業で初の持続可能な国際サプライチェーンネットワークを確立

CIIE 2019:伊利が乳業で初の持続可能な国際サプライチェーンネットワークを確立

AsiaNet 81631 (2262)

【上海2019年11月13日 PR Newswire=共同通信JBN】
*伊利がAgriculture and Food Development Forum(農業・食糧開発フォーラム)の期間中に13社の多国籍企業との戦略提携に調印

アジアをリードする乳業企業である伊利集団(Yili Group、「伊利」)は13社の大手国際企業と一連の戦略提携に調印した。食品加工からリスク管理まで多岐にわたる分野で事業展開する企業との契約に調印した今回の動きは、乳業で初の持続可能な国際的サプライチェーンネットワークを確立し、中国乳業における先駆者としての伊利の地位を強固にする。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20191113/2639900-1
(写真説明:伊利がCIIE 2019の農業・食糧開発フォーラム期間中に13社の多国籍企業との戦略的提携に調印)

11月5-10日に中国・上海のNational Exhibition and Convention Center(国家会展中心)で開催された中国国際輸入博覧会(China International Import Expo、CIIE)は貿易自由化と経済のグローバル化を促進し、中国市場を世界に向けてさらに開放することを目的にしている。伊利はCIIEの期間中にSATINEピュアミルク、Perfectlandsミルク、PRO-KIDO、ニュージーランドから輸入のPure Nutra製品など8主力製品ラインを展示した。それら展示製品はイノベーション、コラボレーション、人の健康とってより良い未来を構築する環境に優しい開発という同グループが実行しているコミットメントを反映する。

このネットワークはCIIEのハイライトとされ、産業の強さはより優れた協力、イノベーション、グリーン開発の集合的枠組みの一環として活用することができるという伊利の信念を実証している。国連食糧農業機関、中国農業農村省といった農業の主要関係者もCIIEで11月8日に開催されたInternational Forum on Agriculture and Food Cooperation(農業と食糧協力に関する国際フォーラム)に出席した。

伊利集団の張剣秋最高経営責任者(CEO)は「農業にとって、グローバル化は資源を共有し、国際協力を促進するための豊かな機会を育成した。現在はこれまでよりも、組織が力を合わせてお互いの強さを発揮し、全世界の人々の健康ニーズを満足させるために協力することが不可欠である。グローバルで持続可能なサプライチェーンのネットワークを構築することでわれわれは乳業における協力のチャンスを広げ、世界の健康エコシステムに貢献し、同時に、持続可能なイニシアチブをサポートして全世界の健康の質を向上させることにより大きな社会的価値を生み出した」と述べた。

CIIEの期間中に調印された提携は食品包装と処理の多国籍企業であるテトラパック、持続可能な成長に専念する世界的な食品、農業、栄養、リスク管理企業であるカーギル、食品、栄養、健康向けの植物ベース成分で世界的リーダーのロケットを含む。2つの食品業界の巨人間の強力な連合である伊利とロケットの提携は、世界の主要企業間の取引を促進するというCIIEの使命を具体的に示している。

伊利とロケットの契約は11月6日に北京の人民大会堂で開催された経済フォーラムで正式なものとなった。提携の一環として、伊利は今後3年間にわたりロケットから天然材料を調達し、同社の食品栄養部門を引き続き拡大する。それに加え、両社は新製品開発、技術革新と食品の安全におけるチャンスを探求し、協力する。

Roquette Chinaのチェン・エーホンCEOは「長期にわたる協力を通し、われわれは伊利と卓越した提携関係を確立した。近年、ロケットと伊利集団は単なる供給関係から戦略的な提携へと迅速に移行するために協力している。ロケットと伊利は資源と知識を共有することで、世界中の顧客のより良い未来を構築することについて集団的にコミットしている」と述べた。

伊利のグローバル・サプライチェーンネットワークは同社が現在取り組んでいる生産と流通の最適化の一環であり、国際協力の育成と農業の持続可能な発展の将来の方向性を定義することに中国企業が重要な役割を果たすという同社の信念を反映している。持続可能な開発における伊利の行動は業界のベンチマークとされている。第1回Susutainable Development Forum(持続可能な開発フォーラム)で、生物多様性対話に関する伊利の提案は中国外務省により2030 Sustainable Development Agenda(2030年持続可能な開発アジェンダ)の一環として選ばれた。伊利集団はChina’s Progress Report on Implementation of the 2030 Agenda for Sustainable Development 2019(持続可能な開発の2030年アジェンダの実行に関する中国の2019年進展報告)での中国のケーススタディーの目玉になった。伊利はこの報告に採り上げられた唯一の健康食品企業だった。

伊利は最近、世界の資源統合とグローバルな産業サプライチェーン最適化を通して国際化するビジョンを加速している。世界的な提携ネットワークを増やすことで、伊利は中国の乳業と世界の乳業が協力する新たなプラットフォームを構築し、同時に世界の企業に中国市場を開放している。伊利はこれからも、世界中で持続可能な開発のチャンスを探求し、グローバルな健康エコシステムの構築によってより良い未来を築き続ける。

▽伊利集団(Yili Group)について
伊利は最も大規模な製品ラインアップを持つ中国最大の乳業企業である。2018年のRabobank(ラボバンク)世界の乳業上位20社によると、伊利は現在アジアで首位である。液体ミルク、ヨーグルト、清涼飲料と粉ミルクの年間販売は370億ユニットを超え、1億以上の伊利の製品が毎日、世界中で消費者に届けられている。伊利は夏季と冬季の両方の五輪に従事した中国で唯一の乳製品メーカーである。2017年、伊利は世界最大の企業の持続可能性イニシアチブである国連グローバル・コンパクトから「China’s best practices of Achieving the Sustainable Development Goals(SDGs)(持続可能な開発目標(SDGs)の達成で中国の最優秀活動)」を受賞し、Brand Financeの「世界で最も価値ある食品ブランドのトップ50」2019年版で3位にランクされた。

ソース:Yili Group

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