クオリファイング・オファーの返答期限は明日15日午前7時

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今オフは、ゲリット・コール、アンソニー・レンドン、スティーブン・ストラスバーグなど10人のフリーエージェント選手が旧所属球団からクオリファイング・オファーを受けているが、その返答期限が日本時間11月15日の午前7時に迫っている。10人のなかに年俸1780万ドルでの1年契約となるクオリファイング・オファーを受諾する選手は現れるのだろうか。

クオリファイング・オファーの制度が導入された2012年以降、クオリファイング・オファーを受けた80人のうち、受諾したのは6人だけ。しかし、2014年まで1人も受諾しなかったのに対し、2015年に3人が受諾したのを皮切りに、2016年は2人、昨年も柳賢振(リュ・ヒョンジン)が受諾しており、市場の状況を見ながらクオリファイング・オファーを受諾して残留する選手が現れ始めているのも事実である。

今オフは、コール、レンドン、ストラスバーグ、ザック・ウィーラー、マディソン・バムガーナー、ジョシュ・ドナルドソン、マーセル・オズーナ、ジェイク・オドリッジ、ウィル・スミス、ホゼ・アブレイユの10人がクオリファイング・オファーを受けているが、受諾の可能性があると見られているのは、オドリッジ、スミス、アブレイユの3人。もちろん、受諾せず市場に出て自身の価値を試す可能性もあるし、拒否後に旧所属球団との再契約交渉を行う可能性もある。

クオリファイング・オファーを提示した選手が他球団へ流出した場合、旧所属球団は翌年のドラフトにおける補償指名権を得ることができる。今オフは、アストロズ、ブレーブス、カージナルス、ジャイアンツ、メッツ、ホワイトソックスが戦力均衡ラウンドBのあと、ツインズはオドリッジが他球団と総額5000万ドル以上の契約を結んだ場合のみ、1巡目と戦力均衡ラウンドAの間、それ未満の場合は戦力均衡ラウンドBのあとに補償指名権を得る。

また、クオリファイング・オファーを提示された選手を他球団が獲得した場合、新所属球団は翌年のドラフトにおいて指名権を喪失する。ぜいたく税の課税対象となっている3球団(ヤンキース、レッドソックス、カブス)は2番目と5番目に高い順位の指名権+インターナショナル・ボーナスプール100万ドル、収益分配制度で受け手側となっているアスレチックスなど14球団は3番目に高い順位の指名権、エンゼルスなどその他の13球団は2番目に高い順位の指名権+インターナショナル・ボーナスプール50万ドルを喪失するルールとなっている。複数のクオリファイング・オファー選手を獲得した場合は、その次に高い順位の指名権も失うことになる(例:ぜいたく税対象の3球団は3番目と6番目に高い順位の指名権を失う)。