北海道、東北に猛吹雪の恐れ

最大瞬間風速35メートルの冬将軍到来 車は危険

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 14日の夜から、北日本の上空1500メートル付近には真冬並みの寒気が流れ込みます。いよいよ今シーズン初めての冬将軍の到来です。北海道や東北の日本海側では15日にかけて予想される最大瞬間風速が35メートルで、猛吹雪となる恐れがあります。週末の16日まで、暴風雪や大雪に警戒が必要です。

 

11月としては62年ぶりの大雪に見舞われた札幌市中心部で雪かきする男性。奥はさっぽろテレビ塔=2015年11月25日午後

 14日の日中は雨の所がほとんどですが、夜には平地で雪が降る目安となる寒気(上空1500メートル付近で氷点下6度以下)が東北南部まで南下します。北海道だけでなく、東北の平野部でも次第に雨から雪に変わる見込みです。 

 また、北海道や東北では日本海側を中心に非常に強い風が吹く見込みです。15日にかけて予想される最大瞬間風速は、北海道と東北で35メートルですので、何かにつかまっていないと立っていられなかったり、看板が落下したりするほどの風です。これに雪を伴うと猛吹雪になり、見通しが全く効かなくなります。

 車の運転は危険です。雪が吹きだまりになると、車の立ち往生が発生し、交通機関に影響を及ぼすことがあります。猛吹雪の中、外出は危険ですので、不要不急の外出はなるべく避けるようにしてください。やむを得ず外出されるという方も、立ち往生など万が一に備えて、スコップや毛布などを準備すると良いでしょう。

  寒気の流れ込みが長く続くため、この数日で一気に積雪が増えそうです。14日の日中は積雪のない所がほとんどですが、16日にかけて一気に1メートルを超えるような所もありそうです。湿った雪の重みで電線が切れて停電になることも考えられます。

  注意が必要なのは北日本だけではありません。関東北部や北陸などの標高が1000メートルを超えるような山地でも、15日の未明にかけて雪が降る見込みです。峠越えの道路も積雪になる所がありそうです。

  今シーズン初めて雪道を運転するという方もいらっしゃるかもしれません。普段、雪に慣れている地域でも、雪のシーズンの初めは事故が発生しやすくなります。車は冬の装備を万全にし、時間に余裕を持って行動するようにしてください。(気象予報士・小野聡子)