【最終回】迷えるアラサー女子に贈る「究極の恋愛テクニック」とは?

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マイナビウーマン読者のみなさまこんにちは。

最初は冗談半分で2回だけ書くつもりだった記事が連載になり、意外にも延長が決まったりしながら、無事に10回の連載を終えることができたロマンチックプランナーの朧です。最後までお付き合いいただきありがとうございます。どうせ3回くらいで打ち切りになると思っていました。テヘペロ。

担当編集の若くて綺麗なたかはしさんからは「最終回だし、いままでのまとめっぽい感じで頼む」というオーダーなんですが、とはいうものの、恋愛方面で消耗しがちなアラサーのキャリア女性への提言はすでにいくつかの記事で書き尽くした感じなんです。実は。

ひとことで言うとそれは

https://twitter.com/OB_RT/status/1184846060117585921

という単純なハナシで、「男性が“最後に選ぶ女性”の3つの特徴」で言及した「与える側の心がけ」だったり、「曖昧な関係を続けようとする男性の本音」で言及した「慈母戦略」だったり、究極の「恋愛テクニック」というのは案外、テクニックとは真逆のところにある打算のない愛情だったりするのではないか、と思うわけです。

対して、世のなかに溢れる恋愛テクニックには「いい男を見抜くポイント」とか「いい男を落とす方法」とか、どこか選別の視線に偏った消費者的な手口ばかりが目立つ印象です。

自分の魅力を資本にして、できるだけ「いい男」の「買い物」を目指す──。

なるほどそれは“お得”ではありましょう。けれども、過度に“賢い消費者”であろうとする態度は、こと恋愛に関してはどこか貧しい気もするんですよね。

連載を開始した当初、「恋愛コラムニスト」という肩書きだけは勘弁だなと思ったのもそこで、内心では小賢しいと馬鹿にしていた「恋愛テクニック」を布教することに、ちょっと居た堪れない羞恥を覚えていたのです。

とはいえ、こうした巷に溢れる恋愛テクニックと決別したうえ「打算抜きで献身的な愛に生きる」というのも婚期に余裕のないアラサー女性には難しい。愛情の本質が犠牲の行動規範にあるとしても、やはり難しい。

では、どうすればいいのか──?

本質的なこたえは、やはり変わりません。

■愛だけで男を選ぶ

むかし「マンションを買えば、愛だけで男が選べる」というコピーに感心したことがありました。

どこかの女性誌のコピーだった気がするんですが、このコピーの裏側には、女性が男性を選ぶときに愛情以外の様々な条件に囚われてもいるリアルな実相が垣間見えていました。

経済的な基盤さえあれば女性はもっと恋愛でも自由になれる、というメッセージだったのかもしれません。しかしいまはそんな時代でもない。

マイナビウーマン読者のみなさまは、働く女性として立派に自立しているはずです。基本的にはそれで正しい。そのまま進んでください。

ヒモを養えるくらいの経済的基盤があれば「愛だけで男が選べる」わけで、小賢しい恋愛テクニックを引きながら「いい男」を「条件検索」する必要などありません。ただ好きになった男をひたすら愛せるようになればいいだけです。

ところが、こういう話をすると「まわりに好きになれる男がいない」などと申し立てるババアが出てきます。

しかし、ほんとうにそうでしょうか?

そんなにいい男は枯渇資源になっていますか?

そんなことはないはずです。私が好きな男として「まわりに自慢できる男」がいない、というのが正直なところではありませんか?

なんというか、SNSがあたりまえになってから、現代の幸せはいっそう、他者からの追認を要する時代になってきた印象です。

実家が世田谷で身長180cmの有名大卒ハイスペ彼氏、いまは外資に転職活動中なんだけど、最近海外出張で会えなくて寂しいと思ってたら、○○のディナーでサプライズしてくれた❤※それっぽい写真【42イイね】

まったく、くだらないと思います。ババア、おまえのことだぞ?

ひとからどう見られるか、ではなく、自分がどう見るか、信じるかで、まわりの男性や自分の幸せを再検討してみてください。

かならず、いい男はいるはずです。

大切なのは、他者の価値観や世の中の「あるべき」から自由になり、自分だけの「物差し」をしっかり言語化しておくことです。

キャリアアップだとか、いい男を選ぶとか、女性向けメディア的な価値観に毒されすぎるのもよくありません。というのも、このような意識の高い女の人を「マジでウザい」と思っているのが男性の本音だったりするからです。ここはテストに出ます。意識が高いのは隠れてやってください。

■あなたらしく、愛情深く

女性らしさ、などと言うとすぐにフェミニストたちが怒り出す時代になりました。ロマンチックプランナーは「惜しみなく愛せること」が女性らしい美質のような気がするんですが、これについては言いつくしました。

だれかに愛されるためにはまず、自分からだれかを愛さなければいけません。どうか愛情深い女性になってください。そのうえで──

迷えるマイナビウーマン読者のみなさまには「あなたらしく」もあってほしいのです。極論を言えば、男がいなくても幸せだと胸を張れる女性になってください。

そのためにはまず、個人として完成することが大切です。他者の価値観に流されず、自分だけの幸せの「物差し」を定めたうえ、ブレずにやっていくしかありません。男性がいなくても幸せだからこそ「愛だけで男が選べる」わけです。

もうお分かりではないでしょうか。

本連載「オンナの敵が教えるオトコの本音」のほんとうの趣旨は、巷に溢れる「恋愛テクニック」を否定するところから、「恋愛コラム」自体の否定を目指したものでした。

惜しみなくだれかを愛してください。けれども、恋愛の奴隷になってはいけません。

これがロマンチックプランナーからマイナビウーマン読者のみなさまへのはなむけの言葉です。

大丈夫、きっとうまくいくよ。

さっさと幸せになって成仏しろババア。

(ロマンチックプランナー 朧)

※画像はイメージです