御巣鷹、無残な姿で冬閉山

台風19号で墓標30流れたか

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犠牲者の墓標が流されたとみられる「スゲノ沢」=14日午前、群馬県上野村

 乗客乗員520人が亡くなった1985年の日航ジャンボ機墜落事故の現場「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)で14日、尾根の管理人黒沢完一さん(76)が中腹の「スゲノ沢」に入り、犠牲者の墓標約180のうち約30がなくなっていることを確認した。10月の台風19号で付近の小川が増水し、流されたとみられる。無残な姿の中、尾根は14日に冬の閉山に入った。

 石や木でできた墓標が並ぶスゲノ沢には、台風の影響で流された登山道の鉄製の手すり、小川に架かっていた鉄製の橋、多くの木や石などが散乱して覆いかぶさっていた。