【保存版】持ってて損なし!ツインポールシェルターおすすめ9選 今回は、設営が簡単でアレンジが多様なツインポール(ツーポール) シェルターを特集! 定番の宴会幕からヘビーデューティー、超軽量なアイテムまで幅広くご紹介します。さらに、入手が難しいレジェンドギアもチェックしていきますよ!

ツインポールシェルターは設営簡単・アレンジも変幻自在

ツインポールシェルターとは、文字通り二本のポールを使って設営するシェルターです。構造がシンプルで設営が簡単! さらにオプションのポールなどを使用すれば、様々なスタイルが楽しめる正に変幻自在のアイテム。

では早速、各社から展開されている今検討すべきツインポールシェルターをご紹介していきますよ!

スノーピーク「ランドステーションL」

“ツインポールシェルター”と言ってまず名前が挙がるのが、スノーピークのランドステーションL。折り紙のように形を変えられ、様々なアレンジが可能! 慣れれば1人でも設営することもできますよ。

カラーは通常カラーとアイボリーの2種展開

ランドステーションLは、横880×奥行510×高さ210cmの超大型のシェルター。カラーは2色で、アイボリーは日差し対策としてインナールーフが標準装備されています。大人数でのグループキャンプの「宴会幕」として活躍できます。

なお、ポールなどは別途購入が必要ですが、通常カラーであればポールとのセットも展開されています。

ogawa「ツインピルツフォーク T/C」

ランドステーションと並ぶ定番といえるogawaのツインピルツフォーク T/C。こちらは、インナーテントなどのオプションが豊富で拡張性に優れている点が人気のツインポールシェルターです。

素材は難燃性のコットン混合T/C素材

以前はポリエステル製でしたが、現在はポリエステルとコットンを混合したT/C素材を採用したモデルが展開されています。T/C素材は難燃性が高く結露も少ないため、焚き火をしたり幕内で過ごすことが多い秋冬での使用もおすすめ。

また落ち着いたカラーは、様々なキャンプサイトにも溶け込みますね。

ツインピルツフォークT/Cはオプションパーツが豊富

ツインピルツフォークT/Cは、二又フレーム、ハーフインナーやフルインナーなどのオプションが充実しているのも嬉しいポイント。オプションを組み合わせて、自在にお好みのスタイルを楽しめますよ!

キャンプマニアプロダクツ別注も要チェック

キャプマニアプロダクツがプロデュースし、キャンパルジャパンに別注した「プレシャス」。大きさはツインピルツフォークT/Cと同程度の長さ620×幅360×高さ200cmサイズ。

綿と比べて耐水性や耐候性が高く、遮光性にも優れた特殊素材「ポリエステルパン」を採用しているのが特徴です。スカートがない点もツインピルツフォークT/Cとは異なります。

【スペック】
●サイズ:620×360×200(h)cm
●収納時サイズ:70×25×25(h)cm
●素材:ポリエステルスパン
●重量:6.2kg(幕本体)
詳細はこちら

ニーモ「ヘキサライト 6P」

大きすぎないサイズと設営の簡単さが魅力のニーモのヘキサライト6P。一時品薄状態になるほど人気を集めており、新定番シェルターとの呼び声も高いモデルです。

素材はポリエステルとポリコットンの2種

通常モデルはポリエステル素材を採用。5.5kgと軽量なので力に自信のない方でも扱いやすい重さです。慣れれば1人でも設営することが可能です。

一方、ポリコットンを使用したモデルは7.6kgと少し重くなりますが、夏は外の熱気を遮断し、冬は幕内の温かい空気を逃さないのでオールシーズンで使うことができます。

何よりコスパが良い!

他メーカーのツインポールシェルターは10万円を超えるものも多いですが、ヘキサライトは税込で6〜8万円と手が届きやすいお値段!

しかも設営用のポールが2本付いてこのお値段なので、発売後すぐ完売してしまっていたのも納得です。

ヘリノックス 「タクティカル Tac.フィールド6.0」

十字形のポールで高い居住性

2019年にヘリノックスのタクティカルシリーズから登場した大型シェルター。大人4人が悠々と快適に過ごせるスペース(最大幅6m)が確保され、高さも2.5mとかなり開放感があります。

一番の特徴は十文字型のポール。メインのポールから左右にポールが伸び、天井の頂点を3ケ所確保することで広い居住スペースを生み出しています。

タラスブルバ「ワンサイドフォークアレンジシェルター」

ワンサイドだけ2又ポールで広さを確保!

大手スポーツショップ「SPORTS AUTHORITY(スポーツオーソリティ)」のプライベートブランド「タラスブルバ」が展開するツインポールシェルター。このモデルの最大の特徴は、片側だけ2又ポールの構造になっている点。

この写真手前のメインポールにご注目! ポールが2又構造になっているのが分かりますか?

中心にポールのないA型の開口部になるため、出入りの動線も良く、居住性も高いシェルターです。

ナショナルジオグラフィック「ハイドアウト」

MSRの名作「パビリオン」のデザインを継承したモデル

あの自然雑誌「ナショナルジオグラフィック」がアウトドアブランドを立ち上げ、株式会社ニューテックジャパンのオリジナルブランド「鎌倉天幕」とのコラボしてリリースされたハイドアウト。

設営時のフロアサイズは480×760cm、オプションポールで幕をタープのように大きく跳ね上げれば、さらに広い居住スペースに!

また、幕の一部をメッシュ窓に切り替えられ、プライベート感を確保しながら通気や採光を簡単に調整することができます。

ローカスギア「ソリスシル」

重さ約1.8kgの超ULモデル!

素材にこだわり、軽量さと耐久性を追求した商品を展開しているローカスギアのソリスシル。長さ600×幅300×高さ185cm、収容可能人数は6~8人と巨大な幕でありながら、何と重量が約1.8kg!

その軽量さもさることながら見るものを魅了するその美しい張り姿も人気のポイントです。
【スペック】
●サイズ:600×300×185(h)cm
●重さ:1.87kg(スタッフサック、全てのガイライン含む、ポール、ペグ除く)
詳細はこちら

入手困難なオシャレ幕

ここからは残念ながら廃盤とはなりながらも、現在でもオークションなどで人気のシェルターをご紹介します!

MSR「バビリオン」(廃盤)

そのスタイリッシュな見た目と軽量さで人気が高い、MSRのパビリオン。2008年の廃盤以降入手が難しく、オークションなどで高額取引されているアイテムです。

日本限定で2016年に再販され話題になりましたが、販売数が少なかったため、すぐに完売となりました。

ゴーライト「シャングリラ8」(廃盤)

アウトドアにおけるウルトラライトのパイオニアであるゴーライト。2014年にブランド自体がなくなってしまったため、シャングリラも入手困難な幕として価値が高まっています。

ツインポールシェルターの知っ得情報!

最後に、ツインポールシェルターについて抑えておきたい情報をチェックしましょう。

開放感に感動。“パッカーン”スタイルは試したい!

天気も良く開放感が欲しい時は、サイドや前をフルオープンにした“パッカーン”スタイルがおすすめ! シェルターの中から外の景色を眺めながらキャンプを楽しめます。

ただし風の影響を受けやすくなるので、風向きに注意して設営しましょう。

専用のインナーテントがなければ、コット寝やカンガルースタイルが◎

ツインポールシェルターはテントではないため、シェルター内に就寝スペースを確保する必要があります。専用のインナーテントを利用するのはもちろん、コット寝スタイルもおすすめ。

また、ソロ用の小さめのテントを幕内に入れて就寝スペースとする「カンガルースタイル」も定番! 同じブランドやカラーで揃えるなど自分なりに色々工夫するのも楽しいですね。

二又ポールでデッドスペース解消!快適性もアップ

構造上やむを得ない位置にメインポールがあると、シェルターにテントを入れる「カンガルースタイル」ができません。また、コットなど長さのあるギアが置けないといった支障が生まれることも。

そこでウォールに沿った「二又ポール」を利用することで室内が広くなり、レイアウトの自由度も上がります。

センターにポールが無いことでシェルター内の動線がスムーズになり、就寝スペースも設けられ、幕内の居住スペースを最大限まで広げることが可能です。

ツインポールシェルターで広々と快適なキャンプを!

お好みに合わせて自在にスタイルを変えられるツインポールシェルター。変幻自在のシェルターを操るのは、中上級キャンパーならではの醍醐味ではないでしょうか。

見た目も美しく機能的なツインポールシェルター。あなたも持ってて損はないアイテムです!

© 株式会社スペースキー