〝冬咲き〟ヒマワリが見頃 7万株が満開、摘み取り体験も

寒川の冬咲きヒマワリ

 寒川町宮山の民有地で、冬咲きのヒマワリが見ごろを迎えている。手のひらサイズの黄色い花が太陽に向かって咲き誇り、晩秋の風景に彩りを添えている。

 閑散期の観光スポットにしようと、町観光協会が同協会理事の畑を借りて3年前から取り組んでいる。

 今年は9月から10月にかけ、前年の2倍に当たる約2千平方メートルに肥料用ヒマワリの種をまいた。台風19号の強風で最初に種をまいたヒマワリは倒れたが、その後は順調に育ち、背丈が40センチ前後の約7万株が満開の状態だ。

 週末は午前10時から午後2時まで、畑の中に入れる。30日と12月1日には同じ時間帯で同協会主催の摘み取り体験を行う。参加費は100円。

 JR相模線宮山駅から徒歩10分。問い合わせは、同協会電話0467(75)9051。

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