県内49事業場で違法時間外 月200時間超も

 2018年度に県内の労働基準監督署が調査した企業の工場や支店など137事業場のうち、49事業場で違法な時間外・休日労働が確認されたことが14日、分かった。過労死ラインとされる月80時間を超えたのは36事業場あり、うち4事業場は200時間を超えていた。本年度、働き方改革関連法が順次施行されるなど長時間労働に注がれる視線は厳しさを増しており、宮崎労働局は「研修や指導を徹底する」としている。

© 株式会社宮崎日日新聞社