南砺・楮集落の棚田保全へ、金大生が提案 交流、調査の成果発表

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 金大2年生4人が今年、南砺市上平地域の楮(こうず)集落の住民と交流しながら地域課題や解決策を探り、14日に楮集会場で成果を発表した。集落の棚田の歴史を住民に伝え、保全につなげるよう提案した。4人はいずれも金大地域創造学類に新設された観光学・文化継承コースの1期生で、今後も楮を学びの場にする。

 4人は湯淺玲奈さん(20)=小矢部市=、浜崎文音さん(20)=金沢市=、野村菜南さん(19)=氷見市=、戸田奈緒さん(19)=静岡県伊東市。楮集落で9月に1週間、インターンシップに取り組んだほか、5回訪問して農作業を手伝った。

 発表では、住民へのヒアリング調査を基に、戦後にダムができてから山を開拓して棚田をつくった集落の歴史を紙にまとめて示し、学生や企業を棚田の維持に巻き込むよう提案した。住民ら20人余りが聞き入り、4人に今後も楮集落を訪ねるよう勧めた。