大阪府・吉村洋文知事/IR事業者公募、12月の開始言明/11月中に実施方針公表

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大阪府の吉村洋文知事は13日の会見で、府と大阪市が同市此花区夢洲地区への誘致を目指すカジノを含むIR(統合型リゾート)施設の進出事業者公募を12月に開始すると語った。今月中にIRの実施方針を公表。正式公募に先立つ事業者からのコンセプト募集の手続きで、府市はMGMリゾーツ・インターナショナル(米国)とオリックスのグループ、ゲンティン・シンガポール・リミテッド(シンガポール)、ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(香港)と公募条件などについて対話している。来春に事業者を決める。

大阪府と大阪市は今年4月、IR事業者から夢洲で計画するIR事業コンセプトを募集する手続きに着手。6月には7者から参加登録を受け付けたと発表した。その後、ラスベガス・サンズ(米国)に続き、9月18日にメルコリゾーツ&エンターテインメント(香港)も大阪のIR事業からの撤退を表明。このほかIR大手のシーザーズ・エンターテインメント(米国)は日本でのIR運営ライセンス取得活動を中止したと発表し、ウィン・リゾーツ(米国)も大阪撤退を明らかにしている。

IR施設を建設するのは夢洲地区IR計画の第1期用地(此花区夢洲中1、約49ヘクタール)。中核施設として▽MICE(国際的なイベント)施設(6000人以上収容の国際会議場、中小会議室群など)▽魅力増進施設▽送客施設▽宿泊施設(3000室以上)▽カジノ施設-を計画。

中核施設以外の施設として国際競争力を備えたリゾート施設やエンターテインメント拠点、交通アクセス拠点、高品質な飲食・物販・サービス施設を予定している。

IR施設の開業時期については、2025年で調整が続いているという。