長崎県警 ローマ法王警備に2800人 訪問地周辺、交通規制も

 24日に長崎市を訪れるローマ法王フランシスコの警備について長崎県警は14日、全国からの応援を含めて近年では最大級となる約2800人を投入すると発表した。当日は、法王が訪問予定の爆心地公園(松山町)周辺などで交通規制を実施する。
 長崎県警によると、2014年の長崎国体で天皇、皇后両陛下(当時)が来県した際は1日平均約2千人が警備に当たり、近年では今回が最大級の態勢となる。爆心地公園のほか、法王が訪問する日本二十六聖人殉教地の西坂公園(西坂町)、県営ビッグNスタジアム(松山町)には許可証がないと入ることができない。
 交通規制は長崎空港(大村市)-長崎市内の各所で実施予定。長崎市内では渋滞が発生する可能性があり、長崎県警は公共交通機関の利用を呼び掛けている。

 ◎主な規制エリアと時間は次の通り。

 ◆爆心地公園周辺 午前9時半~同11時(車両と歩行者。エリア内居住者は除く)
 ◆西坂公園周辺 午前10時半~正午(車両と歩行者)
 ◆県営ビッグNスタジアム周辺 ▽松山町交差点-簗橋交差点=午前7時半~午後0時半、午後3時45分~同8時▽大橋交差点-下大橋交差点=午後0時半~ミサ終了時(いずれも車両のみ)

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