美しいコントラスト 対馬・もみじ街道

見ごろを迎えた舟志川沿いの紅葉=対馬市上対馬町舟志

 長崎県対馬市上対馬町舟志(しゅうし)の「もみじ街道」で、カエデやモミジが赤や黄に色づき、秋の対馬路を彩っている。
 同街道は対馬北東部を走る県道の一部で約4キロ。舟志川の清流に沿い、イロハモミジやコハウチワカエデなどが群生しており、ヒノキやモミなど常緑樹とのコントラストが楽しめる。
 今年は紅葉が例年より遅れているが、ここ数日の冷え込みで色が深まった。対馬観光物産協会上対馬事務所によると、舟志川に映える散り紅葉まで含め、今月末までが見ごろになりそうだという。

上空からは、山の緑の中に鮮やかな赤や橙(だいだい)色が帯状に延びている景色が確認できた=対馬市上対馬町舟志(小型無人機ドローン「空彩4号」)

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