【女子プロ野球】加藤優、初のベストナイン獲得で葛藤を吐露 「話題先行と言われていた私が…」

埼玉アストライアを退団した加藤優【写真:荒川祐史】

アストライアの背番号「9」を背負う重圧に打ち勝つ

 女子プロ野球を退団した加藤優が2019年ベストナインに選出された。自身のインスタグラムでは初のタイトル受賞に「話題先行と言われていた私が、こうして、形として結果を残すことができました」と、喜びとこれまでの葛藤を吐露した。

 加藤優は今季、66試合に出場し打率.309、21打点、リーグ2位の勝利打点「6」をマークするなどプロ最終年にキャリアハイの成績を残した。

 自身のインスタではアストライアの背番号「9」を背負ってきた先輩たちが全てベストナインを獲得してきたことを綴り「4代目の私がその伝統を受継ぎ、繋ぐことができたことに正直とてもほっとしています」と重圧があったことを明かした。

 さらに「話題先行と言われていた私が、こうして、形として結果を残すことができました。私は早く形が欲しかったです。喉から手が出るほど」と、様々な思いがあったことを吐露。プロで4年間プレーし「トップである女子プロ野球の世界でしっかり結果を残せたことに自信を持ち、これから先は厳しいことすら楽しみながら野球をしていきたいと思います」と胸を張った。

 女子プロ野球を退団するが、すでに現役続行を表明している加藤優。今後の活躍に期待がかかる。(Full-Count編集部)

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