アーセナルのキャプテンを剥奪されてしまったグラニット・ジャカ。ホームサポーターからのブーイングに反発し、こんなリアクションをしてしまった。
煽ったうえでユニフォームまで脱いでロッカーに直行…。
主将の座を剥奪されてしまったジャカは1月にも退団する可能性が伝えられている。
ここでは、『talkSPORT』による「ジャカの代役になりうる4人の候補」を見てみよう。
トーマス・パーテイ(アトレティコ・マドリー)
このアトレティコ選手はまさにアーセナルが求めているタイプのMF。相手の攻撃を壊すことも自ら攻撃を始めることもできるエネルギッシュなパワーハウスだ。
彼はディエゴ・シメオネ監督のプランにおいて不可欠なパーツになっている。その決断力と意思の強さによって、このポジションで世界有数の選手になったのは間違いない。
プレミアリーグに完璧にフィットするように見える。彼の父親は息子がイングランドへの移籍に躍起になっていたことを明かしており、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドが関心を示していた。
2023年までの契約が残っているが、その資質を考えれば、4350万ポンド(60億円)というリリース条項は控えめな額といえる。
エムレ・ジャン(ユヴェントス)
1月のユーヴェ退団が噂されているジャンは、かつてリヴァプールでプレーした選手。プレミア復帰はエキサイティングなものになりえるはずだ。
プレータイムが欠如している現状に不満を増しており、バイエルンやPSGなども興味を示している。グーナーも彼の加入を楽しみにしているようで、SNS上で盛り上がりをみせている。
マッテオ・グエンドゥージの隣にはソリッドさが必要だ。ジャンならそれを提供できうる。ジャカと同等のフィジカル的存在感がありつつも、ジャンはジャカほど無謀ではない。
テクニックも問題なく、ロングレンジもパスも出せる。バーサタリティなオールラウンドプレイヤーであり、アーセナルはチャンスがあるなら契約すべきだ。
ジョルダン・ヴェレトゥ(ローマ)※フィオレンティーナからローン
ヴェレトゥはここ数シーズンのセリエAで最も一貫性のある選手のひとりだ。フィオレンティーナ内のベストプレイヤーとしての地位を確立した。
ローマに貸し出されている今季もゴール・アシストで結果を残している。いいパスレンジも持つ彼の最大の強みのひとつは一貫性だ。
昨季ヴェレトゥ以上のチャンスクリエイト数が多かったのは、ユヴェントスMFミラレム・ピャニッチだけだったことは控えめに言っても偉業だろう。
2015-2016シーズンはアストン・ヴィラに所属しており、プレミアリーグでのプレー経験もある。ただ、彼には買い取り義務があるため、契約は複雑になりうるだろう。
デニス・ザカリア(ボルシアMG)
22歳と若いザカリアだが、好調ボルシアMGのなかで印象的なパフォーマンスを披露。多くのクラブから関心を寄せられている。
ジャカの元同僚でもあるザカリアの契約は2022年まで。すでにアーセナルやリヴァプールが接触しているとも。ただ、バイエルンやドルトムント、アトレティコ、インテルも興味を示している。
アーセナルのレジェンドであるパトリック・ヴィエラや現フランス代表MFポール・ポグバと比較される能力を持つザカリア。そのパワフルかつダイレクトなランニングスタイルは、ウナイ・エメリ監督のチームにフィットするはずだ。