あなたを貶めようとする「あおらせ運転者」がいることをご存知ですか? 遭遇しても落ち着いて運転を!

ドライブレコーダーは必須という時代になりました

東名高速道路で「あおり運転」で無理やり車を停止させ、乗っていた夫婦を死亡させた事故や、常盤自動車道で発生したあおり運転殴打事件など、近年「あおり運転」が社会問題となっています。

そんな中で、あおり運転を偽装するような「あおらせ運転」を告発するツイートが拡散され、注目を集めています。

問題のツイートは14日、大型トレーラーを運転している人物によって投稿されました。

投稿者曰く、前方を走行していた軽自動車が突然急ブレーキをかけ、車間が詰まったその瞬間をスマホで撮影してきたそうです。

公開されている写真には、軽自動車の運転手がスマホを持った手を窓から出している様子が収められており、軽自動車の運転手が「ながら運転」であることも確認できます。

その後も軽自動車の運転手は、片手運転状態での撮影や低速走行を続けていたようで、投稿者は警察に情報提供したとのことでした。

この事態に投稿者は『世間で煽り運転が騒がれている中、悪質な煽らせ運転は未だ世に浸透していない』といった心境を吐露。そして『自分の身は、自分で守る事。危険予知を欠かさず、皆様どうかご安全に』と呼びかけていました。

こうした悪質な「あおらせ運転」の告発はすぐに拡散され、Twitterでは、

「最低ですね。貨物もご自身も無事で何よりでした」

「これは許せない行為ですね…ましては重量物積んでる時なんて止まれないんですから」

「ドラレコ必須なのが分かりますな」

「最近こんなのばっかですよね。高速でも、追い越し車線をゆっくり走らないと死ぬ病気にかかってる奴とか」

「トラックの前でブレーキとか死にたいの? って言いたい。こんな車一瞬でプレスされるよ?」

といったコメントが寄せられていました。

今回は投稿者が車間距離を開けていたため事故などにはならなかったようですが、一歩間違えれば大事故になりかねない悪質行為。

今後は「あおり運転」だけでなく、「あおらせ運転」にも要注意です。(文◎絹田たぬき)

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