おごおり文化協会創立20年記念事業 民俗芸能花舞台おごおり座  11月17日

▲にぎわっていた頃の寿座

 浄瑠璃や神楽など、山口市内の民俗芸能が楽しめる「民俗芸能花舞台おごおり座」が、11月17日(日)午後2時から4時まで、小郡ふれあいセンター(山口市小郡下郷)である。創立20年を迎えたおごおり文化協会(津田隆会長、TEL083-972-7253)の記念事業で、入場無料。舞台に先立ち功労者表彰などの式典も行われる。 催しの名称「おごおり座」は、かつて小郡下郷にあり、地域の娯楽の殿堂として活気にあふれていた大衆劇場「寿座」にあやかったもの。

   出演するのは、幼稚園児から70代までの70人で、吉敷ほうべん太鼓ジュニア部(吉敷)、徳地中学校人形浄瑠璃クラブ(徳地)、赤崎神社十二の舞保存会(秋穂)、岩戸の舞保存会(小郡)、嘉年土居神楽舞保存会(阿東)の5団体。

 演目は、まつりばやし(吉敷ほうべん太鼓)、絵本太功記尼ケ崎の段(徳地中学校人形浄瑠璃クラブ)、九天弓の舞、岩戸の舞(赤崎神社十二の舞保存会)、四本幣、思兼神舞(岩戸の舞保存会)、大蛇(嘉年土居神楽舞保存会)。

 「勝新太郎が来るなど、熱気とにぎわいに包まれていたかつての寿座のように華やかなステージを、ぜひご覧ください」と、主催の同協会は来場を呼びかけている。

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