「サンデー山口賞」は開地杏莉さんに MOA美術館山口児童作品展  11月16日・11月17日

▲「ふたごのうさぎと野原」

 第30回MOA美術館山口児童作品展が、11月16日(土)と17日(日)の午前10時から、山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。終了時間は、16日が午後7時で、17日は3時半。サンデー山口など後援。

 心の教育「美育」を目的とした公募展で、子どもたちの創作活動を奨励することで「生命を尊ぶ心」「心豊かな人間」の形成を目指している。

 会場には、山口市内小学生が夏休みに描いた絵画約300点がズラリと並ぶ。今年は35小学校から、1454点の応募があった。

 最優秀の「MOA美術館奨励賞」には、土田樹さん(大歳小学校1年)、佐伯環さん(宮野小学校4年)、米谷菜々香さん(大内小学校6年)の3人が輝いた。また「サンデー山口賞」は「ふたごのうさぎと野原」の開地杏莉さん(二島小学校2年)が受賞した。

 そのほかの主な受賞者は次の通り(敬称略)。

 山口県知事賞=福本彩乃(大殿小学校6年)▽山口県議会議長賞=松浦早希(徳佐小学校4年)▽山口市長賞=向山拓実(阿知須小学校4年)▽山口市教育長賞=諏訪陸斗(阿知須小学校6年)▽テレビ山口賞=木原瑠香(秋穂小学校6年)▽山口新聞社賞=下村菜奈(大殿小学校1年)

 なお、初日は最初に表彰式が行われ、その後「お花の無料体験会」もある。また、MOA美術館(静岡県熱海市)所蔵の国宝「紅白梅図屏風」(尾形光琳)の原寸大レプリカも特別展示される。「子どもたちの心があふれた素晴らしい作品をぜひご覧ください」と、主催の同展実行委員会。

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