俳優でありピアニストのジェフ・ゴールドブラムが、新アルバム『アイ・シュドゥント・ビー・テリング・ユー・ディス』の日本盤を本日11月15日より発売された。
昨年、イギリス、アメリカ、ドイツ、オーストラリアでNo.1ジャズ・アルバムを獲得し、ザ・タイムズ誌に「ジャズは楽しくて良いんだという事を我々に教えてくれた!」と言わしめたデビュー作に続くアルバムだ。長年一緒に活動するザ・ミルドレッド・スニッツァー・オーケストラに加えて、累計2億枚超のシングル・セールスを誇るマイリー・サイラスをはじめ、グレゴリー・ポーター、アンナ・カルヴィら音楽シーンをけん引している超豪華な顔ぶれが参加している。
ジェフ・ゴールドブラムといえば、『ジュラシック・パーク』シリーズや『インディペンデンス・デイ』などのハリウッド超大作での活躍で知られているが、そのエキセントリックでカリスマ的な表現力はピアノでも健在。今年のグラストンベリー・フェスティヴァルに参加した際には、同フェスティヴァルの最もアイコニックな瞬間を創り上げた。
本作では、デイリー・テレグラフに「彼の演技と同じくらい自由で即興的」と評された唯一無二のピアノ演奏に留まらず、センター・マイクを握ってその歌声も披露している。彼の歌声が聴ける「リトル・マン、ユーブ・ハッド・ア・ビジー・デイ」は必聴だ。
今回、ジャズ・アルバムに参加をすることになった世界的なスパースター、マイリー・サイラスとの共演は、友人だったジェフの提案で実現した。マイリーが歌う「ザ・スリル・イズ・ゴーン」は、彼がかねてより、ザ・ミルドレッド・スニッツァー・オーケストラと演奏してきた思い入れのある曲だ。
この曲のレコーディングにぴったりなシンガーを探し続けてきたというジェフは、マイリーの歌声について「僕たちのアレンジした1曲を、あのマイリー・サイラスが歌っているのを聴くのはすごく非現実的で、完全に魅了されてしまったよ。聴くのを止められなかった、完璧だったんだ。」と語る。
また、フランク・シナトラの家で撮影したジャケット写真や、「ザ・キャット」のMVも見逃せない。豪華なアーティストと爽快に奏でられるジャズを楽しめる必聴アルバムとなっている。