【プレミア12】メキシコと五輪出場権争う米国監督がエール!? 「ぜひ韓国勝って」と“他力本願”

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アメリカはチャイニーズ・タイペイ相手に3-2で逆転勝利【写真:Getty Images】

アメリカはスーパーラウンド全5試合を終了し、残り試合結果を待つ

■アメリカ 3-2 台湾(プレミア12・15日・東京ドーム)

「第2回 WBSC プレミア12」(テレビ朝日系列で放送)は15日、スーパーラウンド第3戦アメリカ対チャイニーズ・タイペイ戦が東京ドームで行われ、3-2でアメリカが勝利した。これでスーパーラウンド成績を2勝3敗とし、3位決定戦進出に望みを繋いだ。今夜メキシコと韓国が同球場で対戦予定で、アメリカにとってはメキシコの勝敗が3位決定戦、また今大会で獲得できる五輪出場枠にも大きな影響を持つ。スコット・ブローシャス監督は「ぜひ韓国に勝っていただきたい」とエールを送った。

 この日は負ければ敗退が決まる重要な試合だった。初回にボーンが先制の適時打を放ったが、3回には同点に追いつかれ、6回には逆転も許した。チャイニーズ・タイペイ先発のウー・シェンフェンに抑え込まれた試合展開だったが、7回1死からロッカーの2ランで逆転。投手陣はこの1点差を守り抜いた。

 ブローシャス監督は「投手戦になると予想していた通りになり、得点するのは難しかった。その中で1点は貴重なもので、ホームランが出て、ひとつのスイングで流れを持って来れた。3イニングくらい呼吸をしていないような状況だったので、自分自身も息を吹き返すような。本当に嬉しいです」と試合結果に満足げだ。

 今大会ではアメリカ大陸の上位1チームが東京五輪への出場権を獲得できる。現時点ではメキシコが3勝1敗としており、決勝戦進出に王手をかけている。今夜行われる韓国戦に勝てば決勝進出が決まると同時に五輪出場権獲得も決定するとあり、記者からは「韓国メキシコ戦はどっちに勝って欲しいか」と質問が飛んだ。

 ブローシャス監督はこれに「我々にとっては後の2試合が非常に大切になる。ぜひ韓国に勝っていただき、そしてチャイニーズ・タイペイが明日(16日)のオーストラリア戦の試合にも勝ってもらえれば我々が3位決定戦に進出することができる。メキシコと戦って東京五輪に出場する可能性が残されている」と“他力本願”なエールを送った。

 韓国はメキシコ戦に勝てば決勝進出となり、日韓での決勝戦が決定する。また開催国枠である日本を除くアジア・オセアニア大陸の上位1チームが獲得する五輪出場権も確定する大一番となる。(臼井杏奈 / Anna Usui)