「酒匂川」のある風景、多彩に切り取る 小田原で写真展

さまざまな酒匂川の表情が切り取られた写真展=ダイナシティウエスト

 足柄平野を流れる“母なる川”酒匂川のさまざまな表情を集めた写真展が、ダイナシティウエスト1階(神奈川県小田原市中里)で開かれている。入場無料。20日まで。酒匂川水系保全協議会の主催で、今後は県西部などで順次開かれる。

 写真展は今年で24回目。今回は140点の応募作品のうち優秀作品20点が並んでいる。

 河津桜に囲まれた松田山から見下ろした足柄平野や河口での投網、上流に当たる西丹沢の滝など、支流も含めた各地の風景が切り取られている。また、アユの放流や田植え、みこしの川入り、花火など流域に住む人々の営みも生き生きと描かれている。

 同展は今後、南足柄市役所(27日~12月3日)、大井町立生涯学習センター(同10~16日)、山北町立生涯学習センター(同18~24日)、開成水辺スポーツ公園(来年1月7~13日)、松田町自然館(さくら祭り期間中)などで開かれる予定。

 問い合わせは、同協議会事務局(小田原市環境保護課)電話0465(33)1481。

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