「網田ネーブル」使いクラフトビール完成 宇土市の新たな名物に

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市観光物産協会が限定生産した網田ネーブルのクラフトビール。市内店舗ではロゴの入った特製グラスで楽しめる=宇土市

 熊本県宇土市観光物産協会は、地元特産のかんきつ類「網田ネーブル」を使ったクラフトビールを限定生産。新たな名物にしようと、市内の飲食店23店で提供している。

 同協会の有志が、地元特産品を使ったビールづくりを発案。試飲会などを重ねて、市西部の網田地区で100年以上にわたって生産されているネーブルオレンジを盛り上げようと、採用した。

 熊本市東区のビール醸造所「ダイヤモンドブルーイング」で、330ミリリットル入り瓶を約700本生産。ビールにはネーブルの果肉だけでなく、皮も使う。芳醇[ほうじゅん]な香りとホップの苦味も楽しめる。

 県内外のイベントで先行提供。福岡市の百貨店で味わった小野聖さん(58)=福岡県筑紫野市=は「えぐみの少ない苦味で、料理とも楽しめそう」と絶賛。宇土市内でイタリアンレストランを営む村田大祐さん(39)はビールづくりに関わり、「1杯の満足感が高い。ビールとともに、宇土を味わってほしい」と話していた。

 価格は各店で異なり、1杯千円前後。提供する飲食店は、市観光物産協会のホームページで確認できる。同市本町の桑田商店でも1本900円で購入可。市商工観光課内の市観光物産協会事務局TEL0964(22)1111。(西國祥太)

(2019年11月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)