「ヤメ検」が更生支援の店開く

札幌・ススキノで元受刑者と

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客に提供する日本酒の説明をする中村浩士弁護士(右端)。右奥は元受刑者で店長の男性=15日夜、札幌市

 検事から弁護士に転身した「ヤメ検」が経営し、元受刑者の男性が店長を務める飲食店が15日、札幌市中央区の繁華街・ススキノにオープンした。刑務所を出た元受刑者が困ったときに立ち寄れる場を提供することで、更生を支援する。

 店の経営者は札幌地検などで検事を務めた中村浩士弁護士(44)で、店長は傷害罪などでかつて約4年10カ月服役した男性(39)。中村弁護士が以前知人らと経営した店に男性がアルバイトとして入店した。2人は意気投合し、更生支援を目標とした新たな店を開こうと誓い合った。

 オープンした店は、社会復帰を手助けするとの思いを込め「おかえり」と命名した。