すみだ水族館では、都会の雪景色とクラゲの世界観を体感できるインタラクティブアート『雪とクラゲ』を、本日11月16日（土）～2020年2月27日（木）までの期間限定で開催する。
長さ約50mにも及ぶスロープの壁と天井には約5千枚の鏡が敷き詰められており、館内の「万華鏡トンネル」でクラゲと一緒に幻想的な没入体験を楽しめる、冬の体験型展示となっている。
筆者はオープン前に体験させてもらうため、一足先にお邪魔してきた。
「万華鏡トンネル」に入ると、クラゲのゆったりとした鼓動をリズムのベースにした音楽が流れており、水族館とは思えない神秘的な空間。
スロープの壁には8つのクラゲ水槽が設置されており、水槽を覗くと背面に投影されているのは都会の夜景や雪景色の映像。その中を優雅に漂うクラゲたち。
一方、床面に目をやると導入されていたのは人の動きに反応するインタラクティブシステムで、雪が降り積もる映像の上を歩くと足跡がついたり、水の映像では波紋が広がるなど、実際に雪や水の上を歩いているような不思議な感覚を味わうことができる。
キラキラとした映像と照明が鏡に反射することで生まれる光の世界は必見だ。
本展示の『雪とクラゲ』はもちろんのこと、館内はその他にも見どころ満載で、1日中飽きることなく楽しめるようになっている。
可愛いペンギンたちが自由に泳ぎ回る姿に癒されるのもよし、時間によってはアシカたちが水槽から飛び出して来場者を釘付けにすることも。
開催期間も長いので、ぜひ遊びに行ってみよう！
インタラクティブアート『雪とクラゲ』 開催概要
「万華鏡トンネル」で、8つのクラゲ水槽や壁面、床に、雪が降るようすや都会の冬景色を感じる映像を投影し、幻想的な空間を楽しめる体感型展示です。
■展示期間：2019年11月16 日（土）～2020年2月27日（木）
■展示時間：午前9時～午後9時
■展示場所：万華鏡トンネル
■展示生物：ミズクラゲ、アカクラゲなど
■企画制作：株式会社ワントゥーテン（1→10）
※展示生物は、生き物の体調などにより予告なく変更する場合がございます。
