【プレミア12】日韓戦“第1弾”の予告先発 日本は岸、韓国はエース外してイ・スンホ

16日の韓国戦に先発する侍ジャパンの楽天・岸孝之【写真:Getty Images】

当初先発と見られたエース左腕ヤン・ヒョンジョンは温存「いろんな選手を起用」

■日本 – 韓国(プレミア12・16日・東京ドーム)

 野球日本代表「侍ジャパン」は16日、「第2回 WBSC プレミア12」(テレビ朝日系列で放送)のスーパーラウンド最終戦・韓国戦に臨む。前日15日に両チームの予告先発投手が発表され、日本は岸孝之投手、韓国はイ・スンホ投手が登板。両チームは17日の決勝戦でも対戦する。

 15日のメキシコ戦に勝利して決勝進出と日本を除くアジア/オセアニア大陸の上位1チームに与えられる東京五輪出場権を獲得した韓国。当初先発とみられていたエース左腕ヤン・ヒョンジョン投手ではなく、今大会1試合のみ登板となっていたイ・スンホが先発する。

 キム監督は「明日の試合が最後の試合になれば先発に起用しなかったと思うが、明後日も試合が残っておりますので選手の疲労もたまっていると思うから、今まで出場できなかった選手を出そうと。明日は色んな選手を起用したい」と説明。17日の決勝戦を見据えて16日は“消化試合”とみて、これまで機会のなかった選手を出場させる考えだ。

 また、このメキシコ-韓国戦を現地で視察した稲葉篤紀監督は「(投手陣を)見せるのか見せないのかも含めて明日は考えます」と話したが、先発投手については変更しなかった。打者についても「打席もなかなか出せてない選手もいるので、そういうとこも考えて」と考えを明かしており、韓国と同様にこれまで出場機会の少なかった選手を起用していくとみられる。(臼井杏奈 / Anna Usui)

© 株式会社Creative2